いただきものの花、3、シマツルボ

4月初めだったか、大阪の花友さんから、荷物が届きました。

共通の知人である広島の花友さんのところで、キレンゲショウマとキイジョウロウホトトギスとシマツルボを株分けしたところ、苗が大量にできたらしく、その苗達が大阪に送られてきて、そのまたおすそ分けということです。

キレンゲショウマやシマツルボは今まで育てたことが一度もありません。キレンゲショウマは剣山で咲く花で、毎年見に行きますが、育てたことはありません。シマツルボに至っては見たこともありません。

届いた苗達は株分けして綺麗に水洗いされた状態だったので、急いで鉢に植えつけました。

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ツルボだというので、てっきり秋咲きの花だと思っていたら、植えつけてしばらくしたら、何やら花芽のようなものが見えてきました。P1070333

これが4月半ばに撮影した花芽の画像です。まるで小さいぶどうのような花芽がいっぱいついています。

慌てて検索したら、シマツルボというのは適当につけた和名のようで、南アフリカ原産の球根植物というのが実態だそうです。シラーの仲間のようでLedebouria cooperi というのが学名のようです。

ともかく、5月初めにはこんな可愛い花が咲きました。

P1090478_2 花や葉っぱの雰囲気は春先に咲くチオノドクサやシラー・シベリカ、プシュキニアなどと良く似ています。

無理にこじつければツルボに似てなくもないですが、ツルボは秋の花ですから、ここは何か別の和名を考えて欲しかったですね。

今は花も終わり、葉っぱが長く伸びていますが、ちょっと強めの日差しにもびくともしないところを見ると、暖地の我が家でも充分育ちそうな気がします。

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