ユキヤナギのように枝全体が真っ白になるほど花つきはよくありませんが、他所のお宅で、この花を見たことがないので、こういう咲き方が普通なのかどうかはわかりません。
私がこの家に嫁いできたときにはすでに中庭に植わっていた木です。中庭にはほかにもユスラウメやハコネウツギなども植わっていましたが、長い間に邪魔になって切ったりした木もあります。
実は最近もこのシジミバナの近くに植わっていたビワの木を主人が切り倒しました。中庭には小鳥がやってくるので、年中いろいろな木の芽が出てきます。ビワもそんな一つでしょう。ともかくビワを切り、南側に植わっているトベラの枝も相当刈り込んだことで、中庭の日当たりはかなり良くなりました。
シジミバナの後方にはカイヅカイブキの生垣があるので、可哀想にシジミバナは上へ上へと伸びて、横にはあまり枝を張れずにいるようです。
そういえば、最近、低山に登ると、イブキシモツケの木々が芽吹きを始めていますね。
ユキヤナギの花は一重ですが、八重咲きのシジミバナよりも全体としては豪華に見えるのは花つきが良いせいでしょうね。
シジミバナの花は中央がくぼむので別名エクボバナなのだそうですよ。