シランの花は、私がこの家に嫁いで来る前から、植えられていた花です。
隣家との境界のブロック塀の際にずっと以前からありました。でも、数年前までは庭の大きな松の木の陰になってしまい、日当たりが悪いので花を見たことはありませんでした。
そのシランが花を咲かせるようになったのは、松の木を切り倒してからです。
今年は庭の他の松の木なども剪定したので、日当たりがかなり良くなったからか、シランの花が随分花芽を上げていました。思ったとおり、5月に入ると、次々と綺麗な花を咲かせました。
同じ場所に横浜の花友さんにいただいたエビネなども植えているのですが、どうやらシランがはびこりすぎてエビネが身を縮めている様子・・。
そこで、シランの株を掘り上げて、畑のほうに移植してみましたら、そちらでも綺麗に咲いてくれました。
それにしても、ほんとに長い間(たぶん20年以上も)花を見せることなく、毎年、葉っぱだけが出ていたのに、環境が整うやいなや、こうして花を見せるところは、何か感じるところがあります。
たとえば不遇な時代を経て、成功した人とか・・・そんなことを連想します。
また、去年は徳島の山の中で、恐らく自生と思われるシランを見ましたが、ずいぶん厳しい環境でもちゃんと咲いていました。
切り花にはまだしたことがないですが、生けても映えそうな花ですね。