センボンヤリは香川の里山ではちょくちょく見かける花です。
花散策を始めた初期の頃に、近くの里山で見て以来、その可愛さにぞっこんでした。タンポポをうんと小さくしたような白い花です。このセンボンヤリ、秋には春の可愛い花と似ても似つかぬ閉鎖花を咲かせるので有名です。でも、種は秋の閉鎖花しか採れないのです。
秋に野山を歩いていると、嫌でも目に入る閉鎖花の綿毛から少し種を採取してきて、播いたのが一昨年秋だったと思います。今までにも種まきしたこともありましたが、開花までこぎつけられませんでした。
ところが、昨日何気なく、畑の半日陰コーナーを見ていると、センボンヤリが咲きそうになっていました。今日は昼から少しお出かけしていたのですが、帰宅する頃にはその場所には日が当たっているはずです。帰宅して様子を見に行くと咲いてました。やった~。
これは恐らく、実家に近い里山で採取してきた種からだと思いますが、このセンボンヤリの咲く場所を秋には歩きますが、春はまだ歩いたことがないので、こんな形でこの山のセンボンヤリを見ることができました。欲を言うとほんのり紫色がかった白の花が最高ですが、咲いてくれただけでよしとしなければ、ですね。
去年の秋に植え場所に困って、畑に地植えしたのが功を奏したようです。
それが秋になると30センチほどもある閉鎖花を咲かせるのですから、こんなに変貌を遂げる花も珍しいです。
よくわかるように秋の閉鎖花を咲かせた後の茎をそのまま残してあります。
株元から茶色い茎が残っているでしょう?
これが秋の閉鎖花の名残なんです。
それにしても5年越しぐらいで、ようやく念願が叶いました。