槍ヶ岳から帰ってきてすぐぐらいに、あるメールが送られてきました。
1日間ほど気づかず放置してあったのですが、どうも私の山のブログ内にあるリンドウの花の画像を商品のパッケージに利用させてほしいという依頼のようです。
どの画像かと思い、慌てて探してみると、7年も前に撮影した画像でした。
メールの返事には画像を使用しても差し支えないと書きました。
撮影者の名前を印刷することもできるというので、そのようにしてほしいとも書きました。
その結果、試作品が送られてきたのです。
送られてきたプラスチックのケースに印刷されているのが、私が撮影したリンドウ画像と言うわけです。
花の下には小さく撮影者とあって、その横に私の名前が印刷されています。
恐らく、梶ヶ森で撮影したリンドウでしょうね。
それにしても、近年、デジカメの普及はすさまじく、今やネット上を検索すればありとあらゆる画像を見ることができる世の中になりました。
私がパソコンとインターネットを始めた2000年当時は花の名前を検索しても、山の花の画像などほとんどアップされてませんでしたし、ネットで山野草の画像を見ることは稀な時代でしたので、隔世の感があります。
隔世の感と言えば、今、司馬遼太郎の対談集を読んでいますが、1970年頃の対談で対談相手は今西錦司などそうそうたる顔ぶれです。パソコンはまだなく「電子計算機」とありますが、お二人の対談は40年後の世界をかなりの正確さで予想しています。今西さんは臓器移植、遺伝子の操作などには批判的な発言をされています。当時からすでにそのような動きがあったんですね。
それでも、このようなインターネットの世界の到来はお二人とも予想されていませんでした。
世の中の進歩のスピードって人智を超えているものだと、つくづく思います。
未来が、真に人間にとって良い進化を遂げますようにと願わずにはおれません。