生まれて初めて作ったぜんざい

__hr_dsc0001091子どもの頃はあんこが大嫌いだった。お饅頭は勿論だけど、あんぱん、羊羹、大の苦手だった。
ぜんざいやお汁粉も駄目で、学生時代にあんみつなど食べる先輩の気が知れなかったんだよ。

それが結婚してから徐々に好みが変わり、今ではうぐいす餅など大好物だ。
あ、よ~く考えてみると、学生時代にも春先だけなんだけど、和菓子屋さんでうぐいす餅や桜餅を少しだけ買って、食べてたことがあったっけ。今でも羊羹はぞっとしないけど、それでもまったく食べられないという訳ではなくなったものね。

ぜんざいも私が小さい頃は母がたまに作っていたような気がするけど、嫌いだから、勿論、食べることはなかった。
子ども達もそういう私に似たのか、お饅頭が好きと言う子はいない。
だから、ぜんざいを炊くことはなくて、精々、近くのお寺で初詣のときに振舞われるぜんざいを年に一度食べるだけ。

それが年のせいか、それとも暮れに自分で御餅をついたせいか、餡餅用の餡を炊こうと思ったか、小豆を買ったのが食品庫にあったんだね。鏡開きはほんとは11日だったんだけど、一昨日まで忙しかったので、今日、ようやくぜんざいを炊く気になったよ。
炊き方はわからないので、いつも日本料理を作るときに参考にしてる土井勝さんの日本料理全書を見てね。

小豆をゆでこぼすのを忘れたけど、初めてにしてはまずまずかなぁ。

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