約一年ぶりの皿ヶ嶺。
県外の山に登るのは9月の剣山以来かもしれないね。
今日のメンバーはいつもの山友達YさんとNさん。
コープのお店に8時半集合。すぐに出発。今日は松山に近い皿ヶ嶺まで走るから、車の運転時間だけでも片道二時間ほどはかかるし、ぐずぐずは出来ない。
皿ヶ嶺の麓の上林付近から南を見ると、まるで絵に描いたような眺め。思わず歓声が出る。棚田の辺りに桜が咲いて、3人ともうっとり。
登山口までに車をとめたのはシロモジの花を見かけた時だけ。
この黄色い小花たちを見ると、早春の山だなぁと感じるね。
去年は4月初めに赤星山でこの小花を見たんだっけ。
登山口の風穴には10時35分到着。手早く靴を履き替えて、リュックを背負い、出発は10時45分。風穴の青ケシを少し見物していよいよ登山道に。
可愛い~。去年も見たはずだけど、こんあに可愛く咲いてたかなぁ?
他には雪解け後にまず咲くヤマアイの花もいっぱい咲いてる。が・・、このヤマアイの花は小さすぎてピントが合わないんだよね。
去年もこの皿ヶ嶺や剣山で見かけた花だ。
関東のほうでは咲かないそうで、珍しい花といえば言えるかな?
種がサバの尻尾の形をしているそうだけど、私は種はまだ見たことがない。
トウゴクサバノオというのもあって、四国のどこかの山ではこの2種がどちらも見られるという。
山道沿いにはイチリンソウやトリカブトの葉っぱもたくさん芽生えている。早いものは蕾もつけている。
樹林帯の下は雪解けが終ってまだ間もないと見えるが、ハシリドコロがとにかくたくさん出ている。
花も咲いていて、ハシリドコロの花の見頃に出会ったのは初めてだ。もっともこのハシリドコロ、猛毒性で間違って食べると辺りを走り回るそうだ。
トリカブトもいっぱい出ている。
雪解け後の山独特の雰囲気だね。
雑木類ではやはりシロモジの花がところどころで咲いている。この辺りは木々の芽ぶきは跡少し経たないと始まらないようだ。
途中単独行の女性と出会う。この方は鳥の写真を写していたようだ。私もたまに単独で登るけど、なんか嬉しいね。
ブナ林も見ながら一時間ほど登ったら左画像の竜神平につく。
ここで大休止。お待ちかねの昼食だ。
広い平原を見ながら食べるご飯は格別。
食後はNさんが持ってきてくれたお湯でコーヒーを入れる。いつもながら山のコーヒーは美味しいね。
30分の休憩の後、12時半に出発。頂上まではあと30分の道のり。
竜神平の直ぐ上は過ぎの植林帯になっていて、そこを抜けるとまたブナなどの雑木林に。
途中、手を使わないといけないような急登もあるけど、ほんの少しだけ。
分岐を2つ越すが道標はしっかりしているので、道標どおりに進めばいい。
樹林帯を抜けて10分も歩けばそこはピーク。
予想通り12時半に到着。
下りはもう一つのコースを下るかどうするか迷ったが、結局もときた道を下ることに。と言うのももう一つのコースは途中少し急なところもあって、YさんとNさんはちょっと足をとられるかも知れないしね。雨も降った後だから、道もぬかるんでいるし。
下りはピークから休憩なしで下ることに。
左の画像はいくらでも生えているハシリドコロ。
樹林帯の中にはコバイケイソウの芽生えやシロバナエンレイソウの葉っぱも見える。
駐車場に着いたのは結局、2時40分。
帰りはお花のポイントである場所をチエックしてみた。
お山ではまだ咲いてなかったシロバナエンレイソウが一輪咲いてたよ。
他にもいろいろ咲いていたけど、また後でアルバムでも作るかな?