このギボウシ、たぶんコバノギボウシの一種だと思うが、葉っぱは何の変哲もなくて面白みがないけど、花は綺麗だよ。
もっとも、私はこういう色が大好きなので、こういう色の花は何でも綺麗に見えるのかも。(^^;)
もともとは2年前の春にピンクのオダマキと一緒に寄せ植えになっていたのを、オダマキ目当てに買ったもの。それも一鉢300円ぐらいだったかなぁ。山里の道の駅でのことだから、こういうのは安いんだよね。
その年の秋はさすがに咲かなくて、翌春に、たくさんの新芽が出たので、畑に株分けして植えておいた。普通はギボウシは初夏に咲くものだから、一向に咲く気配のないギボウシを見て、また咲かないんだと思っていたら、なんと9月にするすると花芽が上がって、開花。その花が思いがけず綺麗だった。これはひょうたんから駒の見本だね。
こちらはヒポエステス・アリスタタと言う。
これは去年の夏に、近くのスーパーでいろんな花の処分品をまとめて5鉢200円の処分品だったもの。中庭に植え付けたらあれよあれよと言う間に大きくなって、一秋中、可愛い花を咲かせてくれた。主役を張るような花ではないけど、地味な花ながら、存在感があって、気に入っている。
冬の間は切り戻しておいたら、春に新芽が出てきて草丈は120センチほどにも。
隣りのシュウメイギクやホトトギス、ミズヒキソウにも負けないほどの大株になった。
花が一向に咲かないと心配していたけど、日の当たらない、株の裏側の方から咲き始めたようだ。
野草のキツネノマゴの仲間で、感じがどことなく似ているね。
小さい花だけど、探せば、ちょっとした草むらなんかによく咲いているよ。