Fさんのコンギク

この前から蕾がついていて、いつ咲くかと楽しみしていたコンギクが開花した。

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去年もブログに書いたように思うけど、このコンギクは花友である70代後半の方にいただいた。私の友達のお母さんだが、やはり花が好きな方で、農作業の合い間に仏花を作ってらっしゃる。今年78歳になられたのだったかな?このFさんに分けていただいた花は白花まんじゅしゃげ、春咲きグラジオラス、コンギクなど。このコンギクはFさんちの玄関そばに咲いていたのに一目ぼれして、「いつか株分けしてね」と頼んでいたもの。願い叶って、2003年春に新芽をたくさん分けていただいた。

一方、私のほうからはアグロステンマの苗やダイアンサスの苗を差し上げている。

インターネットや種苗会社のカタログに目を通すぶん、こちらのほうが新しい情報には通じていると言うわけだ。しかし、このFさん、5人家族の食べる野菜を一手に引き受けて作る。しかも無農薬で。1ヶ月に一度ぐらい、Fさん宅に寄るけど、いつも花談義に話が弾む。

帳面にびっしりと農業日記をつけていて(もう20年もつけているとか)〇〇年は何の種をいつ播いたとか、発芽はいつだとか、克明に記録している。したがって頭も私たちの年代のものに一歩も引けを取らない。農業をしている人はぼけないとか、元気だとか言われるけど、確かに農業ほど頭を使う作業はないね。しかもその年の天候によって、条件は変わるから臨機応変に対処する必要もある。

年が離れていても、Fさんとの会話はとても楽しいし、教わることが多いよ。Dsc00845

今年はうちのコンギクのお里であるFさんちのコンギクがあまりの暑さでずいぶん株数が減ったとか。

来春は私のところのを株分けしてお返しできるかなぁ。

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