シュウメイギクが開花すると、少し遅れて次はホトトギスだ。
秋の花ではホトトギスがうちの庭では最後に咲く草花になるかなぁ。
暖地なので、こういった秋の花がまだ咲いている11月、12月に、早くもビオラやパンジー、水仙などという冬~春に咲く花が咲き始める。
このホトトギスは友人からもう15年程前に株分けしてもらったもの。
まだ生協で班での共同購入をしていた頃で、班のメンバーがすべて花好きだった。ジャーマンアイリスだのホトトギスだの、いろんな花の苗を分けたり、株分けしたり、いただいたり、差し上げたり・・。花の話で盛り上がって、いつまでもおしゃべりが続いたりしたものだ。
最近になって知ったけど、どうやら台湾ホトトギスの仲間らしくて、春には地下茎が広がって、シュウメイギク、ホトトギス、シラユキゲシ、キバナオドリコソウの4種類がものすごいことになる。そういえば、山で見かけるホトトギスは大抵、1本だけで咲いているものね。群生っぽいところはあっても地下茎が広がっている様子はない。
こんな丈夫なホトトギスだけど、この株をいただいた方の庭では絶えたそうで、一度、こちらのを株分けしてお里に返らせた事もある。こういう多年草の類はふとしたはずみに消えることがよくあるので、常々、少し株分けしてバックアップをとることにしている。