山登りと違って、池の周囲の遊歩道を歩くだけなので、ずいぶん楽なものだ。
ただし、この時期の平日に、こんなところを歩いている人はまずいない。
キノコの季節も終りかけているし、何より農繁期で人々は忙しいんだね。
道は山の斜面を削って通してあるので、山側の法面にスミレやヤマハッカが生えている。注意深く見ながら歩いていると、なにやら白い花。
近付いてよく見たら、嬉しいことにキッコウハグマの花だった。やった~。
10日ほど前に登った讃岐富士では蕾ばかりで開花してなかったんだよ。
この場所は比較的日当たりがいいので、早めに開花になったらしい。
しかし、この株のほかには見つけることが出来なかった。私の大好きな花なんだけど・・。
あと一週間もすれば、讃岐富士ではたくさん咲くだろうから、花盛りはそのときまでお預けにしよう。
大好きな花なのでもう1枚貼ってみるね。
戻り咲きだか狂い咲きだか知らないけど、サワハコベも咲いている。しかもかなりたくさんの花が咲いている。右横のはチヂミザサ。チヂミザサも花を咲かせていたけど、これは小さすぎて、私のカメラでは無理だった。
10月27日訂正 サワハコベではなくウシハコベのようだ。雌しべの先が3裂ではなく5裂していることで見分けられるとか。なるほど5裂している。
上を見上げたら、ソヨゴの木が・・。
ソヨゴもそろそろ実を落とす季節なんだね。
讃岐の里山にはソヨゴの木も多いよ。よく見るとリョウブの木も生えている。
この辺りにはシハイスミレやツボスミレも多いんだったね。
そろそろ綿毛を飛ばし始めているようだね。これで、また来年はもっと増えることだろう。
このオレンジ色は他には見ないような優しいオレンジ色で好きなのだけど、在来種の植物にはありがたくないんだろうね。
草刈にあって、これも可愛い草丈。
本来はかなり背の高い植物だけど・・。