車で走っているときから、道沿いの高山ラーメンのお店や、飛騨牛ステーキのお店が目につく。何しろもうお昼を過ぎているのだ。
車から見えた飛騨牛ステーキのお店が美味しそうだったけど、すでに20人ほどが順番待ち。うどんと違って、ステーキの20人はすぐに順番が回ってきそうにないから、近くのやはりステーキランチがメニューにあった店でお昼に。ここはあんまり美味しくなかったなぁ。付け合せのポテトが油っぽくて、私はイマイチだと感じた。それで、高山に好印象がもてなかったのかも。げに食べ物の恨みは怖い(^^;)
3時過ぎには帰り始めないといけないので、その後の見物は高山の古い町並みを見る。
↑画像は古い家並みの町にあった酒屋さんの軒下にぶら下がった杉玉。
この町並みを見て、京都の映画村を思い出したのは私だけ?絶好の行楽日和とあって、人出も京都並みだったよ。
全体に黒っぽいトーンの町並みで、よく言えば重厚、悪く言えば、重苦しい雰囲気。
雪が積もれば、この黒っぽい家並みが綺麗に映えるのかも知れない。
こちらは高山陣屋そばの橋から眺めた紅葉。赤い色はモミジだろうか?それとも桜?
街路のちょっとした植え込みのドウダンツツジやヤマボウシの紅葉も素晴らしい。
もう少し見物したいけど、時間切れなので車に向かう。
何しろ名古屋でレンタカーを返してそこからまた新幹線でそれぞれの家まで帰らないといけない。
こんな行楽日和は道路も渋滞しているかも知れないし・・。帰路は先輩のUさんがハンドルを握る。
ナビの設定をしてみたが、どうやら高速中央同経由で帰れとナビが指示しているようなので、やめて、地図を見て東海北陸道に乗る。どうやら、飛騨清美インターから北は工事中で、走るには走れるが50キロ制限だった。清美インターからは普通に開通しているので、80キロ制限。
清見~荘川辺りは標高800ぐらいの山の中を走っている。この辺りの山は杉林もあったが、落葉松も多かった。落葉松のまっすぐ伸びた幹と黄土色がかった黄葉は不思議な印象だった。ところどころ、雑木林が混じっていて、賑やかな赤や黄色の紅葉も。地面にはクマザサが生えている。そして、既に葉を落とした裸木も目立つ。この付近はもう初冬の様相を呈している。
途中、郡上八幡インター付近で、予想した通り渋滞に巻き込まれて一体何時に着くかと心配したけど、なんとか7時前には名古屋に着いたのだった。