明日は少し忙しい一日になりそうなので、7月の野草も少しだけアップしておく。
7月にはなんといっても今年最大のハイライトである、南アルプスの仙丈ケ岳に登れたことが最大の喜びだった。3000m峰に登るのは実に30年ぶりのことだったのだ。思い起こせば、5年前にインターネットに繋いで山関連のHPを見るたびにいつの日にか再びアルプスに登りたいと思っていた。それまでの私はほとんど山とは縁のない生活をしていたので、実を言うと、もう高い山に登ることはないだろうと思っていた。
しかし、こんな風に実現してみると、登りたいと思い続けることがいかに大事かと言うことがよくわかった。
まずは仙丈に登る前に訪れた大鹿村の山で見た花たちの画像を。
信州の野山に咲く花として、話にはよく聞いていたヤナギラン。実物を見たのはこのときが初めてだった。大鹿村には青ケシを栽培している農園を見学に行ったのだけど、青ケシは既にシーズン終わりだったが、誰一人会うことのなかった林道では、人知れずに素敵な花がいっぱい咲いていた。
ヒヨドリバナは四国でも珍しくない花だけど、このヒヨドリバナの周囲ではアサギマダラが5匹以上も飛び交っていた。この道は人が通らないためか、アサギマダラはカメラを至近距離に近づけても逃げることがない。
これも初めて見た花でイケマらしい。ガガイモの仲間らしいが、うちの近くでもガガイモは良く見るが、イケマは見かけない。
やはり林道わきで咲いていたヤマオダマキ。自生のオダマキを見るのは初めてで、感激した。