そう、そこはフユイチゴが群生している場所。しかも車道のすぐ横の林の縁。
雪が積もっていると、雪とフユイチゴの真っ赤な実がとても綺麗なんだけど、この暖かさで雪は残念ながらこの付近には積もっていない。
その辺り一面に杉の植林下にフユイチゴが生えていて、丁度、頃合に熟したのもたくさんあった。スーパーの袋を丁度持っていたので、15分ほどイチゴ摘みをした。いい具合に熟れたのは、手で触れるや否やぽろっと落ちる。時々、口にも入れる。(^^;) 日当たりのいい場所のもののほうがやはり粒が大きいみたい。
車でほんの5分ほどのところには小さな集落もあるけど、誰もこんな野イチゴを摘む人はいないと見える。
また赤い実が・・・よく見たら、今度はツルリンドウの実だった。そういえば、以前雪道を歩いているときにもツルリンドウの実を見たことがあった。
5時を回ったので幾らなんでも帰らなくてはと思い、車をとめたところまで歩いていると、なにやら見覚えのある実が木に絡まっている。これはツルニンジンの実だよね。
大川山の山頂付近にはいっぱい生えているけど、こんな麓にも生えるとは知らなかった。今まで見た中ではいちばん標高の低い場所に生えていた株だ。実の中の種子は当然こぼれたか、風に吹かれたかで、中は空っぽ。
う~~ん、ジャムにするにはちょっと少ないかな?
日暮れ時でなければ、もう少し摘めたんだけどね。
でも、真っ赤な実はとても綺麗でしょう?