この前、古いものを整理していたら出てきた、学生時代の登山用のシャツも、この際、捨てることにした。何しろ〇十年前に着ていたもので、サイズが合わないこともあるけど、虫に食われてしまってほころび始めている。
山の道具で捨てたのは、今までにキスリングぐらいだ。キスリングは昔の登山者が背負っていたもので幅広で両横にポケットがあり、本体部分にはテントやいろいろな装備がたっぷり入る。今では装備が軽量化されコンパクトになっているので、そんなものを背負う人はいないだろう。それに黄土色の帆布で出来ているんだけど、登っている最中に滝のような汗を背中にかくので、背中が当たる部分がかびてくるのだ。さすがにあまりの汚さと汗臭さに数年前に捨てた。(しかし、一応ワカンからキスリングからツエルトから、嫁に来るときに持ってきた私(^^;)
捨てる前にと記念写真を撮ったのが↑の画像。
このシャツを着て登ったのはどの山だったろう?とアルバムを開けば、あったよ。
これは3月初めの北八つでの春合宿だ。
高見岩にでも行く途中で撮影したのかな?
こちらは3年の4月の新人養成山行に違いない。これも場所はたまたま北八つだ。
一年生だけが妙に疲れた顔をしているなぁ。
まぁ、私も一番最初の山行では膝は傷めるわ、マメはできるわ、南国育ちで雪の上なんて歩いたことがないのに、いきなりの雪渓歩きで怖くてアシがすくんだり、いろいろあったものね。無理ないか~。