葉っぱが小さいのでこうして咲きあがってくるまで気付かなかったが、ここにはタニギキョウも咲くようだ。タニギキョウは普通、沢の近くの薄暗いところで咲いていることが多く、接写が難しいが、このときは上手い具合に西日が射していて自然光で撮影出来た。
今まで気付かなかったが、花弁には紫色の筋が数本入っているようだ。山ではこの時期よく見かける花の一つだ。小さい群落を作って咲いていることが多いようだ。初夏には毎年出会いたい花だね。
ミズタビラコはなんでもない花のようだが、意外と見かけることが少ない。それにになんといっても咲き始めの綺麗な状態の物を見れて良かった。咲き方や花の感じはキュウリグサにそっくりだ。これもタニギキョウ同様、沢や滝の近くでよく見かける花。
しかしこの仲間は名前が・・・。(^^;)
この時期、マムシグサなどテンナンショウの仲間はどこででも見かけるが、ちょっと変わったのを見かけた。Rさんがオオハンゲだと教えてくれる。仏炎苞の先から長い糸のようなものが出ていてユーモラスだ。
珍しいなぁと思っていたら、帰りに道端でワンサカ咲いていた。ここは春にはツクシが群生していた場所だ。
他にもシコクチャルメルソウのすでに種になったのや、コガクウツギなど、いろいろなものが見られた。ホウチャクソウは勿論花は終り気味だったが相変らず群生していた。
一つの場所を一年を通して、観察するのもまた楽しいものだね。