4月末から5月初めに掛けて咲くウワミズザクラを今年は何度か見ることが出来ました。名前は以前から知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。何も予備知識がなければ、桜の仲間とは分からないだろうと思います。
桜とはいうものの、普通私たちがイメージする桜とは全然違っていて、穂状の花が上を向いて咲きます。
ヤマルリソウとフウロケマンが同じ場所で咲いています。
どちらも4月初めにも見られますが、標高の高いところでは5月半ば頃まで見ることが出来ます。黄色とブルーといってもどちらも淡い色いで、優しい雰囲気でした。
ラショウモンカズラの花は愛媛の山で時々見かけていましたが、今年は県内の山で見ることが出来ました。
シソ科の花はわかりにくいですが、これは間違うことがないでしょう。
少し薄暗い林床で咲くホウチャクソウです。時に大群生している姿をよく見ます。
ルイヨウショウマの花は今まで見たことがなく、この後も見ることがありませんでした。愛媛の山に登ったときのことです。
ショウマの仲間はもっと後に咲くと思いましたが、これは花期が早いようですね。
四国に自生するサクラソウとして有名なシコクカッコソウです。今年は2年ぶりで花の時期に見ることが出来ました。