ポレモニウムの仲間を育て始めてから5年ぐらいになるでしょうか。
ポレモニウムは和名はハナシノブといい、初夏にブルー系の綺麗な花を咲かせる植物です。一番最初にハナシノブの種(英国産でした)を播いたのは、02年ぐらいの事だったと思います。それまでは園芸植物しか育てた事がなかったもので、肥料のよく利いた用土で(つまりパンジーやビオラ用のと同じような用土です)育てました。そうしたら、株はものすごく繁り、大きくなったのですが、肝心の花の時期には花芽が上がらず、梅雨時の湿気で蒸れてしまい駄目になりました。
その後、カラフトハナシノブ、西洋ハナシノブなどを種から育てたときは失敗したときの教訓が生かされたか、何とか開花まで持っていけるようになりました。
去年の秋には自家採取の白花ハナシノブの種を播いて、今のところたくさんの苗が育っています。
上画像中央の黄緑色のポット苗が白花ハナシノブの苗です。
一体に花の色が淡いものは葉の色や茎の色も淡いことが多いですね。この白花ハナシノブはとても丈夫で、去年はたくさんの花を見せてくれました。今年もすでに10株以上は地植えにしてありますが、今のところ順調に育っています。
この育苗箱にはポレモニウムの仲間を置いてありますが、画像手前、向かって右の濃い緑色をしている2ポットのは、どうやら白花ハナシノブではないようです。葉の形もよく見ると違います。花友さんから種をいただいた「清風」とい種類かも知れません。葉の色が濃いので、多分青い花が咲くと思われます。
中にこんな風に紫色の斑入りっぽい株も出ています。これは何色の花が咲くんでしょうか?
どうやらポット上げしたときにラベル落ちしたようですが、開花時が楽しみです。