ユキワリイチゲが見頃です

昨日の午後からとても良いお天気が続いています。

先々週の週末から忙しい日々が続いていて、昨日はようやく一息つける日でした。

午前中は天気もはっきりしなかったので、野草を見に行くかどうするか迷いましたが、午後から青空が広がりました。ユキワリイチゲは日が射してないと開かないのです。掃除なども気になりますが、毎日の掃除、トイレ掃除、洗濯物干しの後、気になる用事だけ済ませたら、思い切って南に向けて車を走らせます。

午後二時を回ってしまったので、お日様が西に傾いてしまい、西日が顔に照りつけて日焼けが心配です。3月になる前から日焼けの心配が始まってしまいました。(^^;) 満濃付近の麦畑はすでに青々と繁り、鯉のぼりが空を泳いでいてもおかしくないほどの陽気なのですが、ふと考えたらまだ桃の節句前でした。そうなんです、ここいらでは桃の節句が終ると今度は鯉のぼりが上がるのですね。

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寄り道もせず、いつもの場所へと車を走らせましたが、残念ながら着いたらすでにお日様が山の陰に姿を隠しています。周囲に山々があるので、ここはお日様が隠れるのが早いのです。

ユキワリイチゲはすでに陽射しがなくなった事を感じ取って、早々と花を閉じ始めていました。しかし、花の数や花つきは去年を上回るほどです。去年に比べると秋から冬にかけての雨が少なかったので、地面は少し渇き気味ですが、そんなことにはお構いなく、元気に咲いています。

P1020917 花の芯が濃いブルーをしているものです。

ユキワリイチゲ葉別名ルリイチゲというのですが、ルリという名がぴったりの色ですね。

P1020923 かろうじて陽が射している場所もありましたが、やっぱり花はすでに閉じ気味です。

でもお日様が当たっていると花が生き生きとしていますね。

このユキワリイチゲ、陽射しのあまり射さない繁みの中や杉の植林の下などには生えません。やはり落葉樹の下の、冬は数時間日があたり、夏は木陰になるような場所が好きなようです。

P1020933 イチゲの仲間は後姿が優美ですね。

P1020915_1 それにしても思い思いの方向を向いて咲いています。

Dsc00637_6 途中でLUMIXのほうのメモリーがなくなりました。そういうこともあろうかとサイバーショットも持参していたので、急遽サイバーショットで撮影します。これは花弁に切れ込みがあって、ちょっと面白い花ですね。

Dsc00645_2 1キロほど離れたところで咲く別の群生の花です。ここのは確かピンクっぽい色の花が咲くと思いましたが、今年は群生が一つになってしまってました。去年は2つほどあったと思いましたが・・。

もう一つ、紫色の花が咲く場所もありますが、そちらは時間切れでチック出来ずに終りました。

それにしても2月の末からすでに満開なのですから、今年の野草散策は気ぜわしくなりそうです。

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