5月の初めに、キンランの株だけは見つけてありました。
まだまだ花芽が確認できないような状態でしたが、かぶの大きさはまずまずだったので、間違いなく花を咲かせるだろうと確信しました。
昨日は時間が取れたので、見てきました。丁度良い時期でした。
お天気も良かったので花の中の赤い模様もちゃんと見えています。
とても野の花とは思えないほど綺麗な花です。
しかしそれだけに盗掘被害も受けやすく、一昨年、去年と見ていますが、どちらの個体もその後一週間ほどして見に行ったときには、影も形もなく消えていました。山奥にひっそりと咲くのではなく、比較的、人目につきやすいところで咲く花なので、尚更なのでしょう。
花も綺麗ですが、私が好きなのはこの花の草姿です。まるで生花の正花のようにきりっとした端麗な姿です。
ランの仲間はたいがいは、一株見つかれば、周囲に数株は見ることが出来ます。この場所にも全部で7株ほど、開花株は4株ほど見られました。
来年もどうかこの場所で花を見ることが出来ますように・・。