この日の予定は鏡平までです。鏡平まではコースタイムにして5時間半ほど。少しでも早く歩き始める予定だったのに、出だしから大幅な遅れです。
わさび平までは林道歩きで1時間20分、蒲田川沿いの道を歩きます。
↑画像は無料駐車場からすぐの道沿いで見つけたウリノキの花です。とうとう四国では今年は見ないまま終わった花です。
観光バスの発着所のトイレをお借りしたのですが、夏でも暖房が入ってます。???なんと温泉のお湯をトイレ内に引いていて、手洗いの水もトイレの流す水も硫黄の匂いがする温泉のお湯なのでした。トイレ内はまるでサウナのようでした。
砂防ダムを眺めながら林道歩きが始まります。道端では蝶の採集をしているらしい方が編みを振り回しています。林道沿いでもいろいろ咲いていたのですが、何しろ先を急ぎますからこの日は撮影は極力控えて、歩きながらたまに撮影するのみです。
14時12分、笠新道の登山口通過。ここまでもクガイソウ、ウヤマオダマキ、ショウマ、山アジサイなど見かけました。単独の女性が一人後方からこられて、抜かれましたが、ここで休憩を取られたようです。空は曇り空ですが、薄日が射してきて、ただの林道歩きでも結構暑いです。
14時20分わさび平着です。トイレタイムを除くと、ぴったりコースタイムどおりのペースです。
小屋の画像は撮影し忘れましたが、ブナ林の中に建つ小屋は素敵なたたずまいでした。
↑画像は小屋の前手を流れる沢で、雪渓の水なのでしょうね、手は切れるほど冷たくて美味しい水です。
わさび平周囲の林の様子です。
沢のほとりにはシシウドやなにやらショウマが咲いています。てっきりイヌショウマか何かと思ったのですが、帰宅して調べたらどうやらサラシナショウマのようです。秋の花のサラシナショウマが早くも咲いているのですね。
サンカヨウの株もあちこちで見られますが、すでに黒い実になっています。マイヅルソウも実になっていました。
こちらはユキザサの実でしょうか?ユキザサの実は最終的には赤くなるようですが、まだ花後の時間がそれほど経ってないのか、緑色の実でした。
ゴゼンタチバナの赤い実も一度見たいと思いながら、まだ見ることができずにいます。
小屋のそばの木に絡みついた見事なツルアジサイだと思うのですが、普通見かけるツルアジサイとちょっと違いますね。まさか園芸種ということはないですよね?
急いでいるので、撮影は休憩中にあちこち走り回って撮影します。10分後の14時30分、出発です。