去年の秋もこの綺麗な紫色のサヤを見ていますが、このとき見たのはほんとに綺麗な色をしていました。今度は豆がサヤから弾けたところを見てみたいものですね。
花も実もとても綺麗な秋のマメ科の植物です。
ちょっと失礼して、下から模様を覗き込みます。阿讃山脈のツルニンジンはこんな模様が一番多いです。
ジグザグの道はいつのまにか終わって、大生峠への道と中腹道との分岐に出ました。大滝山は香川県民の森として整備されてるせいか、道標だけは立派なものがあちこちに立っているので、道に迷う心配はありません。中腹道は標高約800mの等高線に平行して大滝山の北斜面山腹をトラバースするようにつけられています。自然林の中をトラバースしてつけられているので、植物観察にはとても良い道です。しかも距離は2キロ近くあって、その間に緩やかに高度を稼ぐようになっています。
夏にレース模様の儚げな花を咲かせていたのが、もうこんなに大きな実になっているんですね。
頭上になにやら赤い実が見えます。ツリバナです。私はマユミ、コマユミ、ツリバナなども苦手なんですけど、Rさんのおかげで直ぐに名前がわかって、ほんとに助かりました。
ピンぼけですけど、もう1株のツリバナにはこんなに赤い実がなっています。
画像は失敗でしたが、アブラチャンの丸い実もたくさんなっていました。
杉林などの植林の中を歩くのと違って、いろいろなものが見られるので楽しい道です。