その他にもとまってみたい場所がありましたが、ともかく、フクジュソウの場所にと急ぎます。私の悪い癖で、寄り道が多くて、肝心の場所に着いたら時間が足りないと言うことがよくあります。この日は時間の余裕があれば、帰りに阿讃山脈の花も見て帰るつもりでした。しかし、結局は徳島で時間をすべて使い切ってしまったのですが・・。
さて、フクジュソウの自生地に着きました。咲いているかな??
いつも、花の自生地にその年初めて行くときは、期待と不安でどきどきします。
咲いてます、咲いてます・・・・。黄金色の花に今年も会えました。しかも辺りには誰一人としていません。斜面を登ってみます。
今年はこの付近にも雪がたっぷりと積もったでしょうから、フクジュソウには良い環境だったことでしょう。
緑の中に黄色く見えるのが花です。
ちょっとした沢などでよく見るネコノメソウです。これも早春を告げる花ですね。
西日が当たりそうなところには咲いてなくて、また、陽射しのほとんど射さないような場所にも咲いていませんでした。
適度の陽射しと適度な光・・・それに夏場は木陰になりそうな場所・・当たり前ですが、そんな場所が好きなんですね。
こちらはかなり咲き進んでいる株で、葉っぱが良く繁っています。
それにしても、陽射しがあまり強い日ではなかったから良かったようなものの、それでなかったら設定が難しかったと思います。
フクジュソウはセツブンソウと同じで、石灰岩質を好むそうですが、なるほど、辺りには栗の木があって、栗の実も落ちていますね。