五色台に来るといつも白峰寺付近を歩くことにしています。
白峰寺は81番札所で、この日もバスで乗りつけたお遍路さんが大勢見えていました。春と秋は季節がいいので、3月や4月はどこの札所も結構賑わいます。
小さなスミレが群生する場所があるので、歩きます。
今年もやっぱり群生していました。可愛い顔が一列に並んでいます。
草丈はわずか5センチもないぐらいで、それなのに花は草丈からすると大きいので、アンバランスなところが可愛いスミレです。毎年、この場所でこの大きさで咲いています。
このスミレ葉少し離れたところに生えていましたが、顔はニオイタチツボスミレの顔をしています。しかし、香りが全然ありません。
因みにこちらは今日見てきたばかりのニオイタチツボスミレで、香りがちゃんとありました。しかし、ニオイタチツボスミレといっても、香りがないのもあるらしいので、この辺は難しいところです。
トップ画像の小さいスミレにかえります。葉っぱはこんなに小さいですね。
茎葉が三角になったものが見当たらないので、タチツボスミレの小さいものでしょうか。
私の知識では「タチツボスミレの仲間」とまでしか言えません。
Tさんにあの白いのは何?と訊かれて慌ててそちらを見てみます。これも随分小さいセンボンヤリです。
草丈はわずか3センチぐらいでしょうか。しかし、今年初めて見るセンボンヤリです。
ほんとに小さな小さな春の花2題です。
ふと上を見上げるとピンクの花が目に入ります。あらまぁ、ウグイスカグラです。ウグイスカグラってこんなに早くから咲くんですね。
この辺りは花がまばらですが、ほんとに可愛くて大好きな花です。
6月には紅い可愛い実もなります。