野草ではありませんが、タバコ畑の横を通りかかりました。
初秋にはソバ畑になって真っ白なソバの花が風に揺れる畑です。春先にはタバコの小さな苗が植え付けられ低増したが、それがたった二ヶ月でこんなに大きくなって、中には優しい花を咲かせた株もありました。
タバコは百害あって一利なしと言われて、今の健康ブームの中では悪者みたいに言われていますが、タバコの花とタバコ畑の眺めだけはいつ見ても素敵な光景だと思います。
私は小学4年まで高松の外れに住んでいたのですが、周囲にはタバコ畑が多かったのです
タバコ農家の家には独特のタバコの葉の乾燥用の独特の小屋があって、タバコ農家の方は3日間ほど寝ずに乾燥作業にかかりきりになるのだと母に聞いたことがあります。
花を咲かせると葉の成長が悪くなるとかで、花芽はかき落とされる運命らしいです。ですからタバコの花を見る機会はほんとに少ないのです。ラッキーでした。
でも、先日、やはり香川の山間の地区を走っていたら、盛大にタバコの花を咲かせている株を見かけました。おまけにラベルまでつけていたので、あれは種採取用の株だったのでしょうか。
後方の山肌とスケールの大きいタバコ畑が妙にマッチしています。
タバコ畑のタバコの株の株元ではハキダメギクの花がもう咲いていました。
私がドウダンを見てきた山はガスに包まれていて、この山里まで下ってくると、ようやく視界が利くようになりました。
これも先ほどの記事で紹介したヤブウツギですね。
その他は圧倒的な緑です。