2,3分も歩くと、玉の湯に着きました。
↑画像が玉の湯の庭です。自宅の庭が和風な庭なこともあって、主人も私も庭を見るのは嫌いなほうではありません。そして、庭というと、だいたいが庭池があって、松の木が植わっていて、苔が生えていて・・なんてのを想像するわけです。
実際、我が家の庭はそのとおりの庭ですから。
ところが、どうやら玉の湯のお庭は自然林風な庭のようです。植わっている木の種類まではわかりませんでしたが、私が山に登るときによく見かけるような木です。どうやらこれが玉の湯のお庭らしいね、と主人と話した事でした。
アメリカンブルーやインパチエンスといったごくありふれた花を無造作に鉢植えにして、まとめて置いてある風です。
たぶん植えられているのではない、無造作に咲いているタカサゴユリ・・。
湯布院の町のあちらこちらでタカサゴユリが咲いていたのが印象的でした。
ティールームは宿泊者でなくとも、誰でも入れるそうなので、コーヒーを飲んで一服します。
席は全部、先ほどの自然林風のお庭が見えるようになっていて、まるで林の中にいるような錯覚を覚えます。
私たちはあえて、建物の外にあるテーブルに座りました。
庭に生えている花や植物を撮影したかったからです。
落葉樹の株もとにはヤブランやゲンノショウコがまるでの山に咲く通りに咲いています。
たった一つ違和感を憶えたのは、日本には自生してないクリスマスローズが下草として植えられていた事でした。川が近いので、庭中をハグロトンボが飛びまわています。
これが母屋ということになるのでしょうか。
都会に住んでいる孫が田舎のおじいちゃんちに泊まる、そんな感じの泊まり心地かな~?と想像しました。
白いガーデンセットの手前に見える芝生の庭なども綺麗に手入れされているでもなく、草が生い茂っています。普通なら、旅館の庭は草一つ生やさないものでしょうけど・・。
ともかく泊まる人がリラックスできることが一番の狙いのような・・。エントランスに立っている女性も普通の着物ではなくて、ここではもんぺ姿です。
庭の片隅もこんな具合に、草が生い茂り、その隙間からギボウシが覗いているという具合で、我が家の手入れの行き届いてない庭と似ていると思いました。
ここもセンスの良い品がそろっていて、私は桃のジャム、特性クッキー、栗羊羹などを買い求めてきました。
どれも美味しかったです。
陶磁器などの類は、もう食器棚がいっぱいなので買いはしませんでしたが、シンプルで飽きの来ないものが多かったようです。
最後に、玉の湯の庭について、オーナーの方がHPに書いてらっしゃる文章が、とても興味深かったです。
こちらです。
今でこそ、きちんとした庭というよりも無造作な作り過ぎない庭が主流になっていますけど、それを30年も前に目指したというところが、すごいですね。
山登りをしない、できない人でも、ちょっとだけ山や林の雰囲気を味わえる、そんな庭でした。