ドウダンはやはり紅葉が早いですね。ここでも、真っ赤になって目を引くのはドウダンの木でした。よく見ると実もぶら下がっています。
ガスの状況は常に変わっており、さっき、山が見えたかと思うと次の瞬間にはもう見えません。
そんな中で、ラッキーにも一瞬、ガスが晴れてサガリハゲや矢筈のピークが見えました。
しかし、山頂で後からやってきたご夫婦連れのクマ鈴の音が聞こえるので、あまりぐずぐずもできないとペースアップします。
向こう側に見えるのは落合峠から西に位置する落禿と前烏帽子。
登りの時はこちら方面はガスがかかって全然見えなかったのです。
クマの気配がないということがわかり、帰りは足取りも軽いです。
広がる笹原と、その向こうには特徴的な形をした烏帽子が見えます。
車が二台とまっています。
私たちは夢中でフウリンウメモドキを撮影していたので、ずいぶん時間を食ったようです。
下山は15時37分でした。
登る前に見たホソバノヤマハハコは花が閉じていましたが、下山してみると綺麗に開いていました。
花数がとても多くて、見事でした。
やはり登山時には閉じていたゲンノショウコも少し開いています。綺麗なピンク色のゲンノショウコは珍しいですね。
車の近くで歩いている男性二人も、花撮影にきた方だったようです。ナギナタコウジュの名前をご存じなかったので、教えて差し上げました。
比較的若い男性が、こうして野の花を撮影しに山道をやってきているのには、ちょっとびっくりしました。世の中、やはり野草ブームなんでしょうか?
帰り道では落ちアオイ峠から少し下のブナ林の辺りでミヤマヒキオコシが咲いていました。
9月末には石鎚で見かけたものの、ほとんど花が終盤だったのですが、ここではまだ綺麗に咲いています。
近づいて撮影すると、やっぱりヤマハッカ属特有のキツネみたいな顔をした花です。
淡目のブルーが素敵です。
これも1株だけ咲き残ったテンニンソウですが、さすがにあまり綺麗とはいえない状態でした。
畑で、ご老人が一人でソバの刈り入れをしてらっしゃいました。かつては数軒あった集落も今は誰もいなくなり、夏場だけ、その方が住んでらっしゃるそうです。
もうすぐ、山を下りられるのだとか・・。
画像は草刈に遭って,刈り倒されたアケボノソウです。アケボノソウは徳島や高知の山中では背が高くて邪魔になるのか、よく他の草と一緒に草刈されるようです。
近くにはナンバンハコベの黒い実も見つかりました。これも梶ヶ森で見ていなければ、見ても何だかわからなかったに違いありません。
この山行では、最初から最後までいろいろな実を楽しむことができました。