10分ほど休憩した後、15時40分、土小屋を目指して最後の歩きです。
それにしてもこのコースは東稜にでも登らないと、山歩きとしては少し物足りないコースかも知れませんね。やはり西日本一の石鎚山ですから、老若男女、誰でもが歩けるように整備されているのでしょうか。
朝はガスっていたので、あまり見えなかったのですが、笹林の中にこんな素敵なブナがありました。四国では標高1500mぐらいがブナの自生が見られる限界でしょうか。
日当たりの良い場所に来ると、必ずといってよいほどリンドウを見ます。
今まで登った山の中では、一番リンドウが多い山かも知れません。
さすがに高山は早いですね。
花のほうは虫か何かに食われています。
朝見つけて、帰りにどれだけ咲いているかと楽しみにしていたセンブリがこんなに咲いていました。
一日中、陽射しがあると、これほど一日に開くものなんですね。
まさか石鎚でセンブリに会えるとは思っていなかったので、ほんとうに嬉しい出会いとなりました。
里山では10月も末か11月にならないと会えません。
この日は朝も車は少なかったですが、夕方もまばらでした。
これが紅葉のピークには満車になるそうですね。
大して歩いてないし、東稜の登りも疲れるような登りではなかったので、S君と一緒の山行としては、今までで一番楽な歩きでした。
朝はガスの中だったので、土小屋からの石鎚が見えませんでした。
そして、夕方の今はすっかりシルエットになっています。
ほんとに見る場所によって、山容の変化がすごいです。
帰り道はヤマブドウやサルナシの実の偵察をしながら下りました。
去年はサルナシの実をほとんど見なかったのに、ある場所でこんなに鈴なりのサルナシを見ました。
少しいただいてきてサルナシ酒にしました。
こちらが、そのサルナシ酒です。美味しく浸かるとよいのですが・・。
車道沿いにはシロヨメナと花が終わったミヤマヒキオコシが白と紫で綺麗でした。
水量は多そうですね。
何か鳥がいると思ったら、ヤマガラでした。そろそろ山は冬の野鳥の季節になり始めています。
早朝から夕方まで、実に様々な表情の石鎚を見られた一日でした。
今まで石鎚山系には何度か登っていましたが、石鎚本峰に登るのはこれが二度目です。
展望にはこの上ないほど恵まれ、東稜という素晴らしいコースをゆっくりと楽しみながら登れ、案内していただいたS君にはほんとに感謝しています。
この後、17時ちょっと前にスカイラインを下り始めました。
砥部で自分の車に乗り換えた後、松山インターには18時半40分に乗りました。ノンストップで走ったので、帰宅は20時ちょっと前でした。石鎚方面に登るには未明発、夜の帰宅と厳しい条件がかさなりますが、これからも機会があれば、素晴らしい展望を楽しみに出かけたいと思います。