お昼ご飯を食べて、12時30分にまた歩き始めます。ゆっくりしたいのはやまやまですが、何しろ歩き始めの時刻が遅いので、あまり悠長なことは言ってられません。それに帰りも島根から四国までの運転が控えてますし・・。
大砲岩辺りにはヤブツバキの木もあって、四国の山で見るのと同じヤブツバキの花が咲いています。同じ花が咲いていると、ほっとするような気持ちも覚えます。
杉林は通り抜けて自然林の中の道に変わりますので、明るくはなりましたが、急登は相変わらずです。
しかし、道がずるずるとすべりやすいのだけは、少しだけましになりました。
代わりに、岩でがらがらした道になりますが、まだ岩の道のほうがよほど歩き易いですね。
相変わらずの急登に喘ぎ喘ぎ登っていると、目の前に突然シハイスミレが現れました。
こういうときに大好きな花に出会うと元気をもらえます。
しかも、ここのシハイスミレはずいぶん美人さんですね。
登っていると暑いぐらいですが、スミレ嬢たちには良い陽射しなのでしょう、きっと。
気持ち良さげに咲いています。
タチツボスミレは平野部だの山だの、いろいろなところで咲いてますね。
こちらもシハイスミレみたいですが、先ほどのシハイスミレとはちょっとお顔が違いますね。
他のスミレと交雑でもしたんでしょうか。
気持ちの良い尾根歩きといいたいところですが、まだ芽吹き前なので、登っていると暑くて暑くて・・・。
帽子が必要だったとは予想もしませんでした。
芽吹きの始まっている木もあるようです。
四国の山でも御馴染みのクロモジです。花が終わって、葉芽が出ているようです。ん?四国より早いような?
5月末には木陰の道となっているでしょう。
花が大きい、大型のスミレです。
サンインスミレサイシンの葉です。スミレサイシンの中でも西の地方のものほど葉が長くなり、サンインスミレサイシンと呼ばれるそうです。
四国ではナガバノスミレサイシンが愛媛と徳島の山で咲くので、見たことはありますが、サンインスミレサイシンは初見です。
スミレサイシンの仲間は花より後で葉が出てきます。
この後、ギフチョウが近くに飛んできたのですが、望遠レンズをつけてなくて撮影失敗です。、やはり山では望遠レンズをつけてないと、蝶や野鳥などは咄嗟の対応が出来ないので、望遠レンズに交換します。
13時14分、「あと100m」といい道標が見えてきました。勿論、山頂までがあと100mということなんでしょうね。
それにしても、もうちょっと手前で道標は欲しいですね。
あと100mというのはあまり意味がないような?
ここまでくると、さすがの急登も影を潜めます。岡山から来たという単独の男性が下ってこられたので、話をしたところ、イカリソウが山頂から向こうで見られたと聞きました。それを聞いて、それまでは山頂までしか行かないつもりだったのが、向こうまで行ってみる気になりました。
笹原の中に雑木が生えている光景は、ちょっと石鎚山系の山を思い出しました。
ミヤコアオイの花は途中にくびれがあるのが特徴です。
ミヤコアオイの葉っぱです。このときは、なぜミヤコアオイの株をこれほど掘り起こしているかがわからなかったのですが、後で考えると、ギフチョウの幼虫を観察しようとした人がいたのでしょう。
葉っぱも穴だらけになっているので、ギフチョウの幼虫が食べたもののようです。四国にもミヤコアオイは多いのですが、ギフチョウはいないので、食べられているのは見かけません。
この直ぐ後、山頂直下で、子供をまじえたグループが下ってくるのに会いました。まずまず人気のある山のようですね。
13時19分、山頂に着きました。