少し前にネット上でシャクナゲ尾根を下った記録を読んでいたのですが、それほど悪路とは書かれてなかったので、下ることにします。赤テープなども要所要所につけられているし、ともかく尾根を外さないように下ればいいようです。
そして、その林床にはカタクリもちらほら咲いています。
ガスに煙っていますが、晴れていたら、きっと素敵な場所だと思います。
お天気が良くて時間の余裕があったら、こんなところで休憩するのもいいですね。
足元はフカフカの落ち葉です。
苔むしたブナの幹を見上げたら、何か緑色の葉っぱが見えました。
どうやら、良く掲示板などで見せていただくヤシャビシャクのようです。
6~7mほど頭上の部分に着生しているのですが、ぼんやりと白い花のようなものが見えます。
ガスがかかっているので、撮影に無理がありますが、初めて見た花なので、一応撮影しておきます。
ユキノシタ科スグリ属・・・そういえば去年見たコマガタケスグリやヤブサンザシとよく似た葉っぱです。
四国にはブナが多いので、上を見て歩けば、意外と見つかる植物かもしれません。
この付近にも花は咲いていませんが、カタクリの葉はたくさん見かけました。
標高1400m前後と思われる頃からシャクナゲが出てきました。
そこから下はほぼずっとシャクナゲの木が続きます。
しかし、花芽をつけている木はごくわずかでした。
去年、主人の友達で山登りをされる方に「雲早山のシャクナゲ尾根を下ったら、下りきるまでシャクナゲがあったから、表年にはさぞ見事だろう」というような話を聞いた事がありましたが、雲早に実際登るまではそんな話は綺麗に忘れていたのでした。
道はそれほど危険を感じるような下りではないですが、それでもまずまず急な下りです。
ところどころ、手で木を掴んだりしなければ下れないような箇所も結構あります。
私はともかくとして、膝を痛めていて下りの苦手なTさんにはちょっと苦しい下りだったかもしれません。
途中、シャクナゲ尾根の直ぐ東の沢筋から落石しているような音が聞こえました。土砂などが崩落しているような音で、前日の雨で地盤が緩んでいるのかもしれません。
また、ところどころで大きな針葉樹も見かけましたが、針葉樹の名前は苦手です(^_^;
この日はドウダンはあまり見かけませんでしたが、これは去年の咲き跡をまだぶら下げているドウダンのようです。
300mほど下ってきたようで、辺りは芽吹きの始まった木々がとても綺麗です。
下っている尾根は痩せ尾根でシャクナゲが生えていますが、尾根の右側や左側の沢筋は、広葉樹のなんともいえないほど爽やかな芽吹きが目を奪います。