キンランを見るのは毎年、綱渡りのようなところがあります。
というのも、キンランは人目につきやすいので、盗掘されやすいからです。四国ではヤマシャクヤクやシコクカッコソウのほうがよほどどこででも咲きますし、簡単に見られるのではないかと思うほどです。
ここ3,4年、盗掘されながらも、何とか数株残っているキンランを先日下見に行ってきました。ところが、去年は未開花株もあわせて5,6株はあった株がすでに数株盗掘されてしまい、残っているのは小さな株が2,3株だけでした。
これは困ったとおもっていたところに、山友達のTさんから朗報が入りました。Tさんの知人の方がキンランの自生地に案内してくださるとのことです。早速、今日、行ってきました。
今まで、キンランの自生地は三箇所見ています。どれも明るい木陰とも言うような場所でした。ここもまたその条件を満たしています。
でも、悲しいことに、ここでも盗掘にあった株が1株、無造作に捨てられていました。
根っこを抜ききれなかったからか、その辺に抜いたのを捨ててありました。
先日見てきた、去年まで見に行っていた自生地でも、近くにあったシュンランが半分根っこがむき出しになるほど掘られていました。
悲しくなります。
咲いているのを掘り上げてまで、自分の家で咲かせたいでしょうか。
しかもキンランは自宅で普通の用土で育てても先ず、2年と育たないそうです。
今年も何とか会えましたが、香川のキンランはこの先生き延びていけるかどうか、心配です。
ほんとに見張り番でもしてやりたい心境です。