風は相変わらず強いものの、まさかこんなに早く青空が広がり、天候回復になろうとは夢にも思わなかったので、足取りも軽くるんるんで白馬山頂から下ります。
朝露をたっぷり身にまとった花たちは、朝の光の中で、ものすごくチャーミングに見えますね。
まだ咲き始めたばかりのミヤマアズマギクは葉っぱや茎の辺りの細かな毛にも朝露をまとって特に魅力的でした。
まだガスが残っている雪渓をバックにしたウルップソウも撮影します。
青空が眩しいぐらいです。
こちらは昨日歩いてきた小蓮華山方面ですが、今日はこの手前の三国境でコースを北に取ります。
朝の光りのなかで見るコイワカガミやミヤマアズマギクは、ほんとに可憐でした。
なだらかな斜面にウルップソウやハクサンイチゲが咲いているのはほんとに絵になります。
これもバックの雪のせいでしょうね。
前日、白馬山荘の方にコマクサの多い場所をお尋ねしたところ、三国境の辺りだとか・・・。
三国境が近くなったので、気をつけて見ていると、咲いてました・・・。
この辺りはロープが張ってあるので、望遠で撮影します。
ここまでは昨日歩いている道ですが、ここから雪倉岳方面への道に進みます。
草丈がわずか50センチほどの小さなコバイケイソウです。
ミネズオウは南アルプス以来でしょうか。それとも、双六ででも見たのだったか??
この辺りから雪倉岳へのなだらかでゆったりとした稜線は、白馬以南の険しい山容とは打って変わって女性的な山容です。
白馬の西にある旭岳から西へと伸びる稜線を辿ると祖母谷温泉へと続く道なのだとか・・。
ここで初めて、これがキバナノコマノツメではなくて、何か違う黄色いスミレだと気付きました。
高山に咲く黄色いスミレは他にはタカネキスミレしか知らないので、てっきりタカネキスミレだと思い込んでしまいました。
実際は、後日、教えていただきまして、クモマスミレなのだそうです。
スミレの撮影に夢中になっていたら、Yさんのなにやら呼ぶ声が・・・。
どうしたかと思い、傍によって見ると・・・・
しかも、ヒナを数羽つれた母鳥でした。
雷鳥はふつう天気が悪いときに出てくるそうですが、夕べから今朝にかけてガスっていたし、風もまだ強いので出てきているのでしょうか。
展望に続いて、直ぐに雷鳥も見ることができて、まさに文句なしの山歩きとなりました。
ハイマツの繁みに隠れる雷鳥をしばらく見守った後、再び、クモマスミレを撮影しますが、ガラガラの石の上でもあるし、通る人もいないようなので、、寝そべっての撮影となりました。
クモマスミレはタカネスミレの亜種だそうですが、葉には光沢があって、紫色の筋が入っています。
そして、クモマスミレはこれから先もいろいろなところで見かけることになったのでした。
やがて、前日に白馬への登りの途中で見かけた綺麗な池を見下ろす場所にやってきました。
池は縦走路から西に外れているので、ほとりには行けませんが、ここで池を見下ろしながら休憩を取ることにしました。
風が強いので、汗はかかないか、かいても風のせいで直ぐに汗が乾くので、涼しくてこの日はのどもそれほど乾きません。
前日、白馬村営頂上宿舎付近で見かけたイワオウギがここでも咲いていました。
この辺りにもコマクサが咲いていて、近くにはウルップソウやクモマスミレなどがまるで寄せ植えのようい色とりどりで咲いていて、思わず、見とれてしまいました。
石も白いので、花が映えます。
旭岳方面をバックにコマクサが1株咲いているのが、なんともいえませんでした。
目の前には鉢ガ岳が聳えていますが、これは東斜面をトラバースするようです。
鉢ガ岳では雪渓を4箇所トラバースするようで、それはYさんが先ほどの休憩中に眺めて確認済みです。