実は私は、石鎚に土小屋コースできちんと登ったのはこれが初めてでした。
いちばん最初に登った8年前は成就社から表参道コースだったし、次は東稜コースだったのです。そして、去年のご来光の滝からの這い上がりコースでは、ロングコースだったので、山頂はパスしてしまい、今年の5月の西ノ冠岳行きでも、山頂を踏むのははカットしてしまいました。
二ノ森への分岐を過ぎると、弥山まではほんの一歩きでした。
山頂の小屋の手前はミソガワソウとオタカラコウのお花畑になっていました。
弥山到着は13時15分です。
群生で咲いているミソガワソウの中に1株だけ、白花のミソガワソウがありました。
ブルーの花というのは白い花が異変で出やすいようで、白いフデリンドウ、白いアキチョウジ、白いキキョウなど、結構見かけますよね。
青花の中に白が一株だけというのも、なかなか綺麗なものですね。
弥山もすっかりガスに覆われていて、晴れていれば綺麗に見えるはずの天狗岳が全然見えません。
久しぶりで登ったRさんががっかりしていました。
でも、私もここで晴れたのは今まで一度だけです。
やはりガスの出やすい場所なんでしょうね。
人は石鎚としてそれほど多いほうではないと思いますが、それでも何組もの家族連れやカップルなどで賑わっていました。やはり四国ではダントツの人気の山です。
私たちも山頂はパスなどと言っていたのに、結局、花を見ながら歩いているうちに弥山まで着てしまったのでした。
ガスってはいますが、雨は降ってないし、風も思ったより吹いてなくて、ずっといても寒くもないし暑くもなくて、なかなか快適な気温でした。
これで展望さえあれば言うことなしだったのですが・・。
周囲の岩場ではこれまたRさんに教わらなければわからなかったイシヅチボウフウが咲いていますが、花はもう終盤でした。
のんびrとデザートまで食べて、13時50分に下山し始めます。
何とか咲き始めているフクオウソウを見ましたが、これでは何の花だかわからない画像ですね。
ちゃんと咲いていても、あまり魅力的とは思えない花ですが、珍しい花のようです。
登りで見かけたときにはあまり開いてなかったイワアカバナも下りの時には少し開いていました。
木製の階段の直ぐ下に咲いているのです。
下りではハリブキを何度か見かけました。
6年前の秋田駒行きで先輩に名前を教わった植物です。
どうやらこの姿は花後の実になり始めた姿のようでした。
石鎚は標高2000m近いので、亜高山に生えるミヤマダイコンソウやハリブキなどが見られるようです。
四国でも他の山ではあまり見かけないように思います。
ヤマアジサイも他の山ではとっくに咲き終わっていると思うのに、ここ石鎚ではまだ綺麗な色で咲き残っていました。
紫色のミヤマヒキオコシとブルーのヤマアジサイのツーショットは肉眼ではとても綺麗だったのですが、画像にするとそれほどでもありませんね。
とうとうミヤマヒキオコシの鮮明な画像は撮影できずじまいでした。
キツネ顔だということはお分かりいただけるでしょうか。
珍しく、まだ開花する前のナンゴククガイソウも少しだけ見ました。
葉っぱが綺麗な輪生ですね。
Rさんが見てみたいといっていたイケマの花がたった一輪咲き残っていましたが、鑑賞に堪える姿ではありませんでした。
イケマってアイヌ語なんですね。「大きい根」という意味らしいです。
アサギマダラの食草らしいのですが、この日は石鎚では一度もアサギマダラを見ませんでした。普通、この時期だと、アサギマダラをたくさん見かけるものですが・・。
下りにもやっぱり群生で咲くトサノミカエリソウに魅了されました。
テンニンソウより見栄えがいい花です。
結局、土小屋に着いたのは16時を回っていました。
この4人で歩くのは久しぶりだったので、帰りはゆっくり温泉にでも浸かり、一緒にご飯を食べましょうということになりました。
そんなわけで帰りは石鎚スカイライン経由でも良いかな~と初めは思っていたのですが、帰りもやはり朝よりガスが濃くなった瓶ガ森林道を運転して下りました。
でも、5月に瓶ガ森林道を帰ったときには視界5mのガスに加えて、土砂降りの雨でしたから、それに比べれば特にどうということのない走りでした。
寒風茶屋からの下りは旧道ではなく新しい道を新寒風山トンネルの南側へと下ってきて、底からほんの一走りの木の香温泉で汗を流し、その後は美味しい食事をしながらおしゃべりに興じたのでした。
年に何度かはこのメンバーで歩くのも楽しいものです。
次回は紅葉狩り?それとも忘年山行でしょうか?(^_^;