剣山のキレンゲショウマ、復活なるか?その3、キレンゲショウマ群生

人は思ったより少なくて、行場のほうの自生地には10人足らずがいただけでした。それも、大多数の人は数枚、画像を撮るだけで、下っていきます。後は私みたいに撮影目的で来ている人が2人ほどいて、私も含めて10分ばかりそこで撮影していたでしょうか。

これが日曜やお盆前後にはたぶん、数百人が押しかけるので、三脚など出そうものなら大迷惑ですね。もっとも、私は三脚は持ってないのですが・・・。2002年に初めて訪れたときは鹿に食べられる前で、群生も見事でしたが、人もずいぶん多かったですが、その後は平日の人の少なそうなときを見計らってくるので、静かなものです。

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鎖場が遭って、そこをちょっとだけよじ登ると、キレンゲショウマの直ぐ近くで撮影できます。日が良く射していて、射しすぎているほどでした。だいたいが鬱蒼とした森の中で咲く花のようで、出来ればガスでもかかっているほうが雰囲気が良い花です。

草丈は自生のものは1m半近くもあって、かなり大型の花なので、初めて見る人はびっくりするようです。1つの花は長さが4センチほどもあるでしょうか。山の野草といえば小さな花が多い中で、これだけ大きくて美しい花も珍しいです。

P8046167kirennge 先ほどからハチも飛んでいて、花冠の中にもぐりこんでいます。

P8046174 セリ科の花も咲いています。以前は、登山道わきに結構咲いてましたが、最近はあまり見なくなっていました。

剣山にはツルギハナウドなどもあるので、葉っぱを撮影し忘れた私は、同定は無理かな?

P8046192 花の数は二年前よりかなり多くなっているように思いました。

防鹿ネットは一応、成功と言えるようです。

この画像の下のほうにもネットが少し写っています。

P8046184 花を後ろから見た画像です。

キレンゲショウマは1つの花はたぶん2~3日咲いて、その後、ツバキのように花ごとポロリと落ちます。

ですから、茎についているのはいつも蕾と咲いている花ばかりなので、いつ見ても綺麗な花です。花後の汚い花ガラなどが残らないからです。

この画像の花は、珍しく花弁の周囲が茶色く変色していますが、普通はこんな状態のものは自生地では見ません。我が家でも育てていますが、平野部の気温の高い場所で育てると、こんな風に花が茶色く変色した状態で咲いたりすることがあります。

P8046162 一方通行の道を、もう一箇所の自生地のほうに向かって歩きます。

ヒメフウロだけはずいぶん増えているようですね。

P8046223 イワアカバナも行場付近には多いです。

小さい花で、キレンゲショウマとは対照的です。

P8046225 上を見上げるとヤマシャクヤクがもう種になっています。

そうでした、この付近はヤマシャクも多いのです。

P8046227 カニコウモリも鹿が食べないのか、剣山では増えている花です。

P8046230 10分足らずも歩けば、またキレンゲショウマの姿を見るようになります。

おなかがすいたので、この辺で山道のわきで邪魔にならないところで、おむすびを1つ食べます。

お盆過ぎの平日にくると、ほとんど人がいなくて、キレンゲショウマの自生地で1人で花を楽しみながらお昼を食べたことも、何度かあります。

P8046231 ネットが功を奏したか、ナンゴククガイソウもボツボツと見かけます。

P8046234 早くも色付き始めているガマズミの実・・・。

P8046242 再びキレンゲショウマの群生地に来たので、近付いて撮影します。

いちばん上にシベだけが見えているのが、花後の姿です。

後には丸い実が出来ます。

花弁は肉厚でぼってりしているんですよ。

P8046243 一ヶ月前にも、祖谷川沿いで咲いているのを見かけたキツリフネが、咲いています。一ヵ月掛けて標高差1500m上でも咲くのです。

P8046250 谷側の群生の様子です。

もともと谷側のほうは鹿の食害もそれほどひどくなかったのですが、8年前ほどではないにしても、まずまず復活していると思いました。

P8046252 そして二年前には見るも哀れなほど、鹿に食い荒らされていた山側の自生地も、かなり良い感じです。

ネットは見た目にはどうも無粋ですが、花のためには当分は我慢するしかないようですね。

P8046268 同じ場所で咲くソバナのは何は少し早かったようで、どれも花芽でした。

ソバナを見るには8月半ば以降が良いようです。

P8046269 同じように、レイジンソウもやっぱり花芽でした。

P8046277 キレンゲショウマの自生地を一回りして、刀掛けの松まで帰ってきたら、10時35分になっていました。

この頃には三嶺付近に雲がかかってきました。

やっぱり山の上天気は長くはもたないですね。

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