12月8日は、二日続きの快晴の、二日目の日でした。
翌9日からはしばらく曇りや雨の天気が続きそうだというので、どこか低山にでも登ろうと思い立ちました。登る山は出発の際には特に決めず、でも、野菜の買出しなどを兼ねて、仲南の道の駅に行くことに決めて、山渓の分県ガイドの「香川の山」をペラペラとめくっていたら、「中連寺峰・若狭峰」というのが目に留まりました。
登山口を見ると、香川用水記念公園付近から登るようです。
ということは、10月半ばに母に頼まれて母の仲間のお年よりグループを案内して香川用水記念公園に行ったときに見えた山が、中連寺峰に違いありません。
↑画像は12月8日に登る前に、香川用水記念公園から眺めた中連寺峰です。
以前から名前だけは知っていたのですが、まだ登ったことはありませんでした。中連寺峰は香川と徳島の県境となっている阿讃山脈の1つの峰で、あの山の向こう側は徳島になっています。
同じ中連寺峰を紅葉を手前に入れて撮影したのが、母を連れてきた11月19日のことでした。
このときはもしかしたら、この山が中連寺峰かなとは思いながらも、まだ確信はなかったのです。
香川用水記念公園をはさんで車道が2本、南に向いてついていますが、どちらから行っても広域基幹林道に出ます。
その林道をほんの少し西に走ると登山口があります。
画像は登山口に立っていた案内板を撮影したものです。
これを見ると猪ノ鼻峠まで歩けるようですが、この日は時間がなかったので、中連寺峰だけに登ることにしました。
「四国の道」は古い街道を整備したものだと思いますが、12月初めに歩いた大窪寺界隈も「四国の道」になっています。
この道標が「四国の道」の目印ですね。
道標によれば、登山口から中連寺峰までは3km弱の道のりです。
また、帰宅してから分県ガイドで見てみると標高差は約500mの登りになっていました。
登り始めは、未舗装ですが軽トラックなら通行できそうな道です。
道は沢筋に沿ってついていて、なかなか良い雰囲気です。
分県ガイドによれば「猪ノ鼻トンネルができるまでは讃岐と阿波を結ぶ交易の道として栄えた」とあります。
昔はこの道を歩く人も多かったのでしょう。
登り始めの時間は13時半です。
ほとんどの花が終わってしまったというのに、アキノタムラソウだけは草刈後に咲くのか、まだ咲いています。
光の具合が今ひとつで、上手く撮影できませんが、サルトリイバラの実も赤く色づいています。
何度かカーブを曲がりながら登っていくと、ヤブツバキの花が地面に落ちているのに気づきました。
上を見上げるとヤブツバキが咲いていました。
この前の大窪寺付近で見たのは植栽の椿かもしれませんが、こちらは正真正銘の自生のヤブツバキです。
ヤブツバキの花を見ると途端に嬉しくなってしまう現金な私です。
それまで沢に沿って歩いていたのですが、ここから沢を離れます。
こんな道標が途中何箇所も立っているので、道に迷う心配はありません。
落ち葉がいっぱい積もった、初冬の山道といいたいですが、登っていると暑いぐらいです。
登山口に広島ナンバーの軽自動車が1台停まっていましたが、恐らくその車でやってこられたのでしょう。
それにしても、わざわざ広島から登りに来るような山でもないのですが(^_^;
この付近にはソヨゴが多くて、コナラの紅葉をバックにソヨゴの実を撮影します。
自然林はいつの季節も楽しめます。
タンポポみたいにまん丸なのが普通ですが、これは面白い格好でした。
もっとも、花は来年の初夏まで見られません。