ウワミズザクラという樹木の名前を知ったのは、ここ4,5年のことです。
山地でしか見かけない樹木ですから、山歩きを再開するまではあまり見る機会はなかったと思います。最近ではソヨゴ、ヒメシャラ、エゴなどもともと山に自生していた木々を庭植えすることが多いですが、さすがにウワミズザクラを庭植えしているのはまだ見たことがありません。
4月20日、実家方面の産直市に出向いた折のことです。
その産直市の直ぐ横の繁みにウワミズザクラの花が咲いていました。
標高はわずか100mあるなしだと思います。そんな場所にもウワミズザクラが咲くと知って、ちょっと驚きました。
昔この材の上に溝を彫り亀甲を焼いて吉凶の占いに使ったことからウワミゾザクラが訛ってこの名がついたそうです。
有名な桜に薄墨桜というのがあるので、知ったばかりの頃はその薄墨桜と良く混同しそうになりました。
以前は県境付近の山で見かけていたので、ある程度高い山でなければ見られないかと思い込んでいましたが、去年、低山で見かけて、意外と低い山にもあることを知りました。
樹高も10m近くなるので、満開になるとなかなか見事です。
この数日後も、車の窓から何度も見かけましたから、思っていたよりたくさん自生しているようです。
ウワミズザクラから数メートルしか離れてない場所にはオンツツジの赤い花も見えていました。
何気ないその辺の山も馬鹿に出来ないものですね。
道中、池の土手の近くで車をとめて野草ウオッチングしてみました。
アリアケスミレが少しですが咲いています。
このスミレはほんとに、田んぼの畦とかその辺の草むらなどに多いですね。
この辺りにはヤワゲフウロと言う帰化植物が良く見られるのですが、この場所は標高が低いからかすでに咲いていました。
花はごく小さくて、柔らかそうな毛があるのでこの名前がついたのでしょう。
今年になって初めてその存在を知ったトゲミノキツネノボタンも見られました。
ヨーロッパ原産の帰化植物とのことです。
こちらはかなり前から、お馴染みになっています。