北アルプスは学生時代の山歩きの思い出がいっぱい詰まった山々です。
見える山々、咲いている花、ハイマツの緑と白い雪渓のなんともいえないコントラスト。
四国の山も静かで落ち着くので好きですが、やはり年に一度ぐらいは雪の残る山々を歩かずにはおれませんね。
毎年、梅雨の明けない時期に行くので、天候の変化にはひやひやしながら歩いていますが、それでも全然展望が望めなかったという年は一度もありません。
今年も、スケールの大きい立山方面の眺めや剣の雄姿を眺めてきました。おまけにどの小屋も10人足らずの宿泊者という静けさで、こんなゆったりとした歩きができるのも日程のおかげでしょうか。鹿島槍に向かう稜線で、誰にもすれ違わないなんてことがあるでしょうか。
去年の白馬は豪雪地帯なのでシラネアオイが咲いているだろうことは予想していましたが、今年のコースもシラネアオイがまずまず見られました。
サンカヨウは南アルプスでも北アルプスでもすっかり御馴染みになった花です。
去年、白馬で一度も見ることのなかったクロユリがこのコースでは咲いていて、それも嬉しかったことの一つでした。
ハクサンチドリは今までにも何度も見ていますが、テガタチドリは初めて見ることができました。
イワウメの可憐な花を見ると、これを初めて見た北岳山頂付近のことを思い出します。
ガラガラとした石の中で咲いている姿には感動を覚えます。
過酷な場所に咲く花ほど可憐な花が多いというのは、意味深いことです。
オオバキスミレもここ数年、毎年のように見ることができています。
雪が溶けた場所にいち早く咲くスミレです。
この花を見ると、北アルプスに来たことを実感します。