船から下りてびっくりしたのは、ヒマワリが咲いていたことでした。
暖冬の年ならいざ知らず、今年は極端に寒くて、四国も何度もマイナス気温になっていますが、ヒマワリが咲いていたのです。種まきも遅かったのでしょうが、1月のヒマワリにはさすがに驚きました。
ゼラニウムはたくさん咲いています。私もうんと以前はゼラニウムを育てていましたが、花は初夏に咲いていたように思うのですが・・。
船を下りて直ぐに笛の待合所があって、いろいろな資料が掲示されています。
地図もありました。
一周しても4キロ足らずらしいですが、ちょっと時間が足りません。
船乗りさんに尋ねた話では大楠があって、見るべきものはその大楠だけということですが、私は路地が好きなので、路地に入ることにしました。
志々島は寅さんの映画や機関車先生の映画のロケ地としても有名らしいのですが、そのことを知ったのは、私もつい2,3年前です。
この過疎の島は映画のロケにはかえって都合が良いのかもしれません。
こんな田舎に松阪慶子さんがいらしたんですね(^_^;
でも、このタバコ屋さんは今はお店をしてないようです。
山は標高100mの山しかないのですが、その中腹にお寺らしき建物が見えるので、とりあえずお寺に行ってみようと思いました。
何しろ時間がないので、港から離れた場所には行けません。
しかし、立派な石垣を築いているにもかかわらず、ほとんどが廃屋のようでした。
これも初夏の花、キンレンカがこの寒さの中、結構咲いていて、また驚きました。
花が咲いているということは、ここのお宅は人が住んでいるのかも知れません。
石垣はほんとに立派で、これだけの石垣を築くのですから、相当の財力があったのでしょうね。
井戸があり、その横に水神様でしょうか、小さな祠が祀られています。
一年ほど前、牛窓の町並みを見たときも井戸の近くに祠がありました。
水道のなかった昔の人たちにとって、井戸は大切な存在だったのでしょう。
お寺が50mほど向こうに見えてきたのですが、道が山の上へと続いているようです。
セイヨウカラシナもうちの辺りより本格的に咲いています。
南側の斜面なので、花が早いようですが、やはり島はかなり暖かいようです。
お寺の手前は畑になっていて、おばあさんが畑仕事を熱心にされています。
「お寺に行くには、この道を登ればいいのでしょうか?」と尋ねると、「登っていっても行けるけど、畑の中を通り抜けて行くと近いからそうしなさい」と仰います。
綺麗にエンドウや水菜、大根などが手入れされた畑の中を通り抜けるのは、ちょっと気が引けましたが、何度も勧めて下さるので、通らせていただくことにしました。
おばあさんが畑においてあった駕籠が素敵なので、撮影させていただきました。
この駕籠に収穫した野菜なども入れて運ぶんでしょうね。