カタクリとショウジョウバカマはどちらも全国区の山野草です。
北は北海道から南は九州まで全国で咲きます。とは言え、ショウジョウバカマは昔、山登りをしていた頃に、尾瀬を始めとして、あちこちの山で見て知っていましたが、カタクリは名前は知っていても、昔は見たことがありませんでした。
カタクリは四国では標高1000m以上の山に咲くことが多いので、GW頃に見に行くことが多いのです。
例年は愛媛の山に見に行きますが、今年は愛媛でも開花が遅れているようです。香川の山には咲きませんが、徳島でもあちこちの山に咲きます。今年はそんな徳島の山で見てきました。
カタクリが庭に生えてくるのでお浸しにして食べてると言ったのは、札幌在住の大学時代の先輩です。
山形のネット知人の辺りでは山菜としてスーパーに袋詰めで売られているそうです。
筑波在住の先輩のお話では、ちょっとその辺に行けば咲いてるわよと・・・。
四国以外ではずいぶん身近な野草のようです。
それもそのはず、この花の鱗茎から採ったのが正真正銘の片栗粉なのですから(^_^;
日本の野山の野草として、これほど好かれている花も珍しいのではないでしょうか。
私も毎年のように一度はカタクリを見るための登山をしています。
ショウジョウバカマはカタクリとは対照的に昔から名前も知り、花も見ていました。
というか、山登りを始めた学生時代に、いちばん最初に覚えた野草の名前がショウジョウバカマとイワカガミなのでした。
大学に入って山登りの同好会に入って一番初めに連れていかれた山が尾瀬から入り金精峠などを通り日光白根に上ったことは覚えていますが、記憶が空ろですね。
とにかく覚えているのは尾瀬の木道・・・その頃は観光客も今ほどは多くなくて、静かな雰囲気の中で咲いているショウジョウバカマを先輩に教えてもらったのでした。
その後もあちこちの山で、なぜかショウジョウバカマだけは見た記憶がありますし、妙高でも写真を撮影したように思います。
ショウジョウバカマはてっきり高山にしか咲かないとばかり思っていたのですが、県内でも咲くということを知ったのは10年ほど前にインターネットからのことでした。
もう一度、ショウジョウバカマの花を見てみたいということが、山登りを再開するきっかけの一つでもありました。
それ以来、北岳の標高2800m地点、北アルプスの朝日岳の下り、岡山の山、京都の銀閣寺の庭など様々な場所でショウジョウバカマを見てきました。
香川の標高300mにも満たない場所でも自生をしています。
山歩きをするものにはずいぶん身近な花なのです。
今年に入っては島根の車道沿いですでに開花した姿を見ましたが、その後、香川の山でもごく咲き始めの姿を見た後、この徳島の山で葉綺麗に開花した姿を見ることができました。
これからもきっと、毎年、見ることになるでしょうね。