結局、お昼を食べた避難小屋まで帰り、その後は登ってきたルートを下ることになりました。
引き返すときも稜線上は強い風が吹きすさび、吹き飛ばされないようにするので精一杯です。小雨もぱらつくし、このガスでは撮影も出来ないので、一眼カメラはザックにしまいこんで、下り始めます。
画像は200mほど下って、平坦な笹原に出たときにコンデジで撮影したものです。
強風は南側から吹き付けてくるので、山の北斜面に下ってしまえば風も吹かず、あとは登ってきた道を下るだけでした。
ここを過ぎると、急な坂もなくなるので安心です。
途中で見かけたこの植物はヤマシャクヤクと一見似ていますが、葉がちょっと違いますね。
ルイヨウボタンでは?と思ったのですが、今日、別の山でルイヨウボタンを見て確かめてきたので、間違いないです。
帰りにはヒナスミレの開花株を見つけることが出来ず、こんな蕾しか撮影できませんでした。
頭上にはヤマザクラが咲いているので、それを眺められていたんですね。
雨に濡れてしっとりと気持ち良さそうなヤマシャクヤクの株です。
やがて登りのときにくぐったモノレールのレールが見えてきました。
連休中なのでファミリーで来ているんですね。
長かった下りもようやく終盤になって、下のほうにはいやしの温泉も見えてきた頃、Tさんがこんなテンナンショウを見つけました。
クロマムシグサというらしいです。初めて見ました。
YさんとRさんが、デポした車を回収に行ってくださることになり、私たちは待っている間、その付近のワラビを摘んでいました。
近くではこんな花が咲いていました。
ノミノフスマですね。
下ってきた方角を振り返ると、朝と同じく自然林の芽吹きの色がなんとも綺麗です。
結局、下ってしまったら風もなく穏やかな天気でした。
どうやら稜線上だけが荒れていたようですね。
その後、登ったメンバー全員で祖谷の美味しいお蕎麦を食べてから帰りました。
さらに私たち香川組3名は大歩危の温泉で汗を流し、疲れを取ってからゆっくりと帰宅したのでした。
連休中はどこにも出かけなかったので、そのぐらいの贅沢は許されるでしょう。
それにしても、さすがに標高1900m近い山には春の訪れも遅いのだと言うことを実感した一日でした。