赤石山荘でお昼を食べようと思い、そちら方面に進んでいると、なにやら白い花が見えてきました。オオヤマレンゲです。
登山道沿いに1株育ってるんですね。
私はこちらのコースは滅多に登らないので、今まで気付きませんでしたが、まだ木が若いようですから、今年になって初めて花を咲かせた若い株なのかもしれません。
八巻山をバックに咲いているオオヤマレンゲです。
この株は登山道の横に張られたロープの向こうに生えているので、近づくことは出来ません。望遠で引き寄せます。来年からも花を見せてくれることでしょうが、くれぐれもロープの中には入らないようにしたいですね。
こちらを向いた花芽もあるので、これが咲けば撮影もしやすいでしょう。
ここで、咲いているということは、当然ながら山荘前のオオヤマレンゲも咲いてるってこと?
自然と足どりも軽くなります。
11時55分、山荘に着きました。
相変わらず、誰もいません。
咲いてました・・・・。
ネット上ではまだ誰も東赤石のオオヤマレンゲ情報は発信しておらず、稲叢山のオオヤマレンゲは見ごろと言うのは知っていたのですが、稲叢山にオオヤマレンゲを見に行くのは、ちょっと飽きてきて、最近は行ってません。
稲叢山はオオヤマレンゲの時期はずいぶん人が多くて、それも敬遠している理由の一つです。
花は結構たくさん咲いてて、見ごろの花が10輪も咲いていたでしょうか。
茶色くなった花と、今日開いたばかりの花が仲良く並んで咲いています。
たぶん、この茶色くなった花が、この株の初花だったのでしょう。
この数日で急に気温が上がったので、咲き始めたようです。
良い時に来たようです。
向こうのほうに綺麗に咲いている花が見えますが、これは近づきにくいので、望遠で引き寄せます。
花芽がたくさんあるので、まだしばらくは楽しめますね。
オオヤマレンゲは意外と花期が長い花ですが、終盤になると、茶色く変色した花が多くなるので、今が一番良い時期です。
それにしても、6月半ばに訪れた剣山の枯れそうになったオオヤマレンゲの株を思い出して、哀れでした。東赤石にはシカはいないようで、もしいたとしても数はわずかでしょうが、そのおかげでこうしてオオヤマレンゲもたくさんの花芽をつけられます。
直ぐ目の前で咲いている花もあるので、香りを確かめたら、我が家の庭で咲いているタイサンボクと同じ香りでした。東洋系のあまり主張しない柔らかな包み込まれるような香りです。バラの香りはいかにも西洋系の香水のような香りですが、全然違う香りですね。
私たち東洋人には、やはりこちらの東洋系の香りのほうがしっくり来ます。(そうではない方もいらっしゃるかもしれませんが)
ひとしきりオオヤマレンゲを撮影した後で、山荘前でお昼をたべます。小屋の前のタカネバラもたくさんの蕾をつけてます。
それにしても、こんなに綺麗にオオヤマレンゲが咲いているというのに、誰も来てなくて花を独り占めです(^_^;
東赤石はきついので、やはり確実な開花情報が出ないことには皆さん登ってこないんですね。
私のようなのは物好きになるのかも?
ベンチで座って食べていると、汗をかいた体が冷えてきて、ちょっと肌寒いぐらいです。
小屋の前に温度計があるのを見つけたので、近寄って確認すると、17℃を指してます。
寒いはずですね・・・・。
前日の予報ではこの日の最高気温は30℃を越えると言ってましたが、ここは別世界です。
小屋を出発して、トラバース道への分岐に着いたのが12時10分でした。
この岩の色は特徴的なので、直ぐにわかります。
東赤石以外でこの岩を見たのは白馬付近や雪倉岳、朝日岳の一部です。
東北の早池峰山や北海道のアポイ岳も蛇紋岩地で特異な植生を有していますので、いつかは行って見たいと思っています。
トラバース道を歩き始めて直ぐに、濃いピンク色が覗いているタカネバラを見つけました。
これなら、2,3日で開花しそうな花です。
ということは、トラバース道は徐々に高度を下げていくので、どこかで開花株のも出会えるかな?という微かな期待が湧いてきました。
トラバース道沿いにも、ッキバナノコマノツメがちらほら咲いています。
隣に見えているひょろっとしたのはオトメシャジンかな?
展望もなさそうなので、今日は山頂はパスしたほうがよさそうですね。