やがて、Tさんから聞いていたように鎖場が現れました。
鎖場といっても石鎚のように岩場にかけられた腕力で登る鎖場ではなく、急坂を転落しないように補助的に使う鎖です。
大岩の横を登りきったら、踏み跡がついていて、大岩の先端のほうへも行けそうです。踏み跡がついているということは展望が素晴らしいということでしょから、こんな日は登らねば損とばかり、もちろん踏み跡をたどりました。
「わお~」思わず、声が出ました。
三嶺~西熊への稜線南斜面はコメツツジの紅葉で赤く染まっています。
笹原の渋いグリーンと相まって、これぞ剣山系を歩く醍醐味ですね。
岩場は寒暖の差が激しいので、普通の樹林よりも紅葉が見事なところが多いのです。
でも、綱附森への稜線が邪魔して、天狗の姿が見えないようです。
画像に突き出ている岩の端っこまで行こうかと思いましたが、ひょっとして転落して新聞ネタになっても困るので、差し控えました。(^_^;
賢明なTさんは、それを見越してか、大岩の付け根のところでコメツツジの撮影に夢中です。
後方で剣と次郎笈がしっかりこちらを向いてます。
因みに大岩への登りは巻道もあるのですが、鎖大好きの私は敢えて鎖場から登ります。Tさんからお借りした画像です。
この頃には急坂を登るので、シャツを脱いでいます。
こちらもTさん撮影で 〇〇の高上りよろしく大岩の上から展望を楽しむ私です。
トップ画像はここから撮影したというわけです。
少し勾配が緩やかになって、一息つきながら歩いていると、テキサスゲートが見えてきました。シカ避けのための特別な装置です。
先ほどから稜線を行きかう人たちや山頂に立っている人も肉眼では見えています。
山頂直下で見つけたホソバヤマハハコですが、花はもう終わりですね。
山頂まで、あと10mちょっとというところから、天狗方面を撮った画像です。
ここでもまだ天狗の姿が見えていません。
上を見上げると、真っ青な空を背景にに、山頂にいる人の姿がはっきりと見て取れます。
12時30分、予想通りの時間に山頂に着きました。
山頂標識を撮影しようと思う間もなく、山頂にいた方から「霧氷がついてるから早く見に行くといいよ」と声がかかりました。
慌てて、霧氷のほうに駆け付けたので、今回は山頂標識の画像を撮り忘れました(^_^;