お昼を食べながら、下山は13時15分に始めようということになりました。
素晴らしい青空の下、少しでも長くこの眺めを楽しみたいものですが、帰りの時間を考えるとそのあたりがリミットです。
その前に池の風景だけは眺めておかなくてはと、少しだけ稜線を東に歩きました。
池を見て思い出したのですが、今年の4月にも癒しの温泉から三嶺に登ってきたのでした。でもその時は山頂はガスに覆われ、視界が利かず、お昼も小屋の中で食べたのです。やはり山は快晴の時に登るのがいちばんです。
去年の10月に来たときは小屋の向こう側から剣山と次郎笈を眺めたものでした。
でも、今年は剣山が手に取るようにはっきりと見えます。
赤い屋根の建物の近くに見ノ越の登山口である神社らしきのが写っています。
もちろん肉眼でもはっきりと見えていました。
何ともいえない眺めでした。
石鎚山系も良いけど、こういう場所はちょっとないように思います。
山頂へと引き返していると、すれ違った女性が「行ってらっしゃい」と言ってくれました。たぶん、私たちを名頃から登ってきたのだと思われたんでしょうね。
実際、この日も高知側から登ってきた人間はほとんどいないようで、私たちも最初は「剣から縦走してきたの??」と尋ねられたのでした。
4月に登ってきた癒しの温泉からのルートはこの画像に写っています。
あの時はガスの中で、自分がどういうところを歩いているのか、周囲の狭い範囲でしかわからなかったのですが、ここから見ると、コースがなんとなく理解できます。
さすがに四国では一番の高さを誇る石鎚山系だけあって、雲の上から頭を覗かせていました。
最初に山頂に着いたときはごく一部しか見えなかったのが、下山するころには筒上と石鎚、瓶ヶ森の見分けがつくようになっていました。
このときは空は青くはなかったものの、妙に展望の良い日で、石鎚山系がこれだけはっきりと見えていたんですね。
米子から来られたという男性二人に尋ねられたので、わかる範囲で石鎚山系の山座同定をして差し上げました。
それにしても、遠い米子からでも、登ってみたいほど、三嶺は魅力のある山なんですね。
お喋りしているうちに、下山始めは13時35分になってしまいました。
最初は急な下りなので、靴ひもを締め直して、慎重に下ります。