畑や民家の間を縫って登るのは、いつもの山登りとは一味違う歩きです。
畑になっている野菜や果物を眺めながらの歩きは、私には面白いのですが、何しろ普通の山道よりもうんと急な道ばかりで、お世辞にも登りやすい道とは言えません。
それでも、急勾配の道を汗をかきながら登るおかげで、高度はぐんぐん稼いでいるようです。
私はもともと登りが苦手なうえに、足首の故障がまだ祟っていてのろのろ歩きですが、他の方はペースが速いので、たぶん他の方だけだったらもっと早いペースで登れていたでしょう。
大根畑の向こうに、海岸線に近い山々が目線の高さで見えてきました。そして、平野部はかなり下のほうに見えるようになりました。
イノコズチもそうですが、細い里道の傍らにはセンダングサの実もいっぱいあって、ふと気が付くとズボンにひっつき虫がいっぱいついています。
2年前にはそれほど記憶に残ってないのに、この日はやたらとカラスウリ実がぶら下がっていました。
香川の山で見かけるのは圧倒的にキカラスウリばかりなのですが、ここ蟠蛇ケ森ではカラスウリをずいぶん見ました。
いかにも暖かそうですが、実際、暖かいを通り越して暑さで喘ぎながら登ったのです。
朝、自宅を出るときはマフラー代わりに首に巻いていたタオルマフラーが、今では完全に汗拭きタオルに化しました。
かなり登ってきましたね。
高知のブンタンはほんとに美味しくて、産地にもよりますが2月~4月にかけてのブンタンの美味しさは何とも言えません。
ブンタンの入ったコンテナをレールに乗せて下まで下ろすのでしょうね。香川のミカン山でも良く見かけます。
ミカン類は山の斜面で作るので、重労働なのです。
レールの下に青々と茂っているのは、もちろんヒガンバナの葉っぱです。
秋にはここはヒガンバナで真っ赤に染まることでしょう。
かと思えば、こちらはEさんが目ざとく見つけてくださったセントウソウ・・・。
秋と春と冬がやはり混在しているのでした。