泉山への登りの途中ではオオナルコユリを結構見かけました。
四国でもたまに見るのですが、たいていは薄暗い場所に咲いているうえ、下から覗きこまないと撮影できないので、ついついいい加減な撮影になってしまいます。
今回は比較的明るい尾根筋に咲いていたので、頑張って撮影してみました。
たいていはまだ咲いてない花を見ることが多いのですが、このときはちゃんと開花した花が数輪ありました。
葉っぱの上に開花した花を乗せて、よくわかるようにして撮影しました。
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普通はこんな具合に葉っぱの下で花がぶら下がっているので、上から見ただけでは花が咲いているとはわからないんですよね。
このオオナルコユリ、検索すると山菜としても美味しいようですが、四国では貴重な野草ですから、まさか山菜として採取するわけにはいきません。お味を頭の中で空想するだけにしておきましょう(^_^;
なお、オオナルコユリの茎には稜はありません。
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道は相変わらず、あまりアップダウンのない、体に嬉しい道が続いています。
道沿いには、カラマツの株が数株出てきました。
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そして、カノコソウが今度は群生で咲いているところに出会いました。
丁度、セセリチョウが吸蜜に来ていて被写体としては絶好ですね。
ツルカノコソウと言う花もありますが、それは沢筋などで早春に咲く白い花で、こちらのカノコソウは初夏に草原などで見かけます。
花としてはこちらのカノコソウのほうが遥かに綺麗で、見ごたえがあります。
それに、カノコソウのほうはどこででもは咲いてなくて、四国では私は権現越でしか見たことがありません。
後ろで黄色くぼけているのはニガナやハナニガナの花です。
そろそろ行程の半分ほど来たようだし、歩き始めて1時間経ったので休憩することにしました。
おあつらえ向きにこの付近は腰を下ろすのに絶好の場所になっています。
季節の移り変わりは早いもので、もう夏の花へと移行しているんですね。
よく見ると、キンポウゲの花のそばにもダイセンキスミレの葉が見えていますね。
慌てて、自分が腰を下ろした場所にキスミレの株がないことを確かめました(^_^;
この泉山はほんとにいたるところにダイセンキスミレの株があるのです。
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休憩中に、コンビニで買ったゆで卵など食べて、次の登りに備えましたが、Rさんはコンビニのゆで卵を今まで食べたことがないというので、1個すそわけしました(^_^;塩加減が絶妙で美味しいんですよ。行動食としては優れものです。
さて、道は相変わらず、こんな風な平坦な道が続きますが・・・。
中国地方の山は標高が低いので、平野部が意外と近く見えて、高度感はありませんがほのぼのとした雰囲気です。
四国の石鎚山系や剣山系だと、かなりの高度感があるので、雰囲気がまるで違います。
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一旦、鞍部まで下って、登り返している途中で後ろを振り向くとこんな景色が見えました。
Rさんにお聞きしたところ、笹を刈りこんで「泉山」と読めるようにしてあるのだそう。
泉山をアップしてあるHPではよくこの光景が出てくるそうですが、Rさんも実物は初めて見たそうです。
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そして、この登り返しの部分がちょっとした急登になっていて、ロープ場になっていました。
でも、急登部分はほんの少しなので、大したことはありません。
香川の低山では4月初めに咲いていますが、雪の積もる泉山では、初夏になっても咲いているんですね。
基部がほんのり色づいていて、開花までほんの数日と言うところです。さて、稜線のササユリは咲いているのでしょうか??
泉山ではいろいろな草木が少しずつ見られるという感じで、一つの花や木が大群生しているのは見受けられません。大群生しているのはダイセンキスミレがいちばんかも知れません。
これも6月初めの東北で花まで見てきたのですが、ここでは開花株は見ませんでした。
四国では見かけない植物ですが、アルプスでは山裾から比較的標高の高い場所までよく見かける植物ですね。
岡山の山で見たのは初めてのような気がしました。
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標高を上げてきたので、タニウツギのまだ綺麗に咲いている株も出てきました。
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そして驚いたことに、10時40分に、いきなりと言う感じで山頂に着いてしまいました。
コースの予習をあまりしてなくて、標高差600mの登りと聞いていたのですが、実際の登りは標高差400m程度だったのです。まだまだ登る気でいたので、ほんとに呆気なく着いてしまいました(^_^;