夏の山ではこのオレンジ色のユリを良く見かけます。
キレンゲショウマを剣山に見に行く途中で、高知のタキユリを見に行ったとき、東赤石のトラバース道沿いなどで・・・・。
また、最近では盗掘されたのか見かけなくなりましたが、私がちょくちょく訪れる里山にも7,8年前には良く咲いていたと思います。
そして、今までそれらのオレンジ色のユリはコオニユリだと思っていました。
今回見たのはどれも人家に近いといえば近い場所です。
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ところが、今回見かけたユリのすぐそばの株にはムカゴがついていたのです。
ということは、これはコオニユリではなく、オニユリだったんですね。
まったく同じに見えるオレンジ色のユリでもムカゴがついていたらオニユリだということは、知識としては知っていましたが、今までムカゴがついたのを見たことがありませんでした。
私はどちらかというと夏場は高山に花を見に行くことのほうが多かったので、自生のコオニユリばかりを見ていたのかもしれません。
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別の場所で撮影したユリですが、これもムカゴが見えているのでオニユリですね。
古い時代に中国から伝わったと考えられているユリだそうで、昔から良く栽培されていたようです。
ムカゴをつける植物と言えば、我が家でもシュウカイドウや園芸種のベゴニアを育てていますが、こぼれたムカゴから春に芽が出て種から育てるよりはるかに簡単に育ちます。
このオニユリたちもムカゴがこぼれて人家近くで、まるで自生しているように咲いているのでしょうね。
そういえば、香川の山里の人たちはオニユリやコオニユリのことを「ヤマユリ」と呼んでいるようです。
私が山に登ると言ったら、登山口の茶店の方に「ヤマユリは今でも咲いてますか?子供の頃には良く咲いてましたが」と訊かれたことがありました。
ヤマユリと言えば、厳密には東日本に咲くユリのことですが、香川ではコオニユリなどが山に咲くので、ヤマユリ=コオニユリなんでしょうね。
山の中腹の草むらに咲いていましたが近づけず、ムカゴの有無は確かめられませんでした。
里山を歩いていると、ユリの株は時々見かけるので、それが何ユリなのかを確かめたい願望がありますが、夏場はヤブ漕ぎをしなくてはいけないので、それが億劫なんですよね(^_^;