012年、晩秋、徳島花紀行、その2、ヤッコソウ

鈴ヶ峰はヤッコソウの自生地として知られていますが、四国にはほかにも高知の足摺岬方面や室戸方面でも見ることができます。

足摺岬の白皇山は、私もかなり以前からヤッコソウの自生地として知っていたのですが、高知でもこの時期はあれこれ見たいものがたくさんあって、なかなか山に自生しているヤッコソウを見ることが出来なかったのです。

最初の目的の植物だったヤッコソウはたくさん出ていて、今まで見た中では一番良い時期に見られたと思います。

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シイノキの株もとにまるで小さなお人形のように並んでいるヤッコソウは、丈はわずか10センチにも満たない小さな植物です。

まるで小さな子供が万歳をしているような、可愛い姿に思わず見入ってしまいました。

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遊歩道の階段の際に生えていた1株です。

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トリミングしてみましたが、万歳した手のように見えるのを鱗片葉と言うそうです。

その鱗片葉の付け根に蜜が溜まっていると聞いていたので、指の先に少しつけて舐めてみましたら、やっぱり甘かったです。前日降った雨で、甘みは少し薄かったですが、ヤッコソウの上をこの日も蜜を求めてかスズメバチがぶんぶん飛んでいたのです。

スズメバチが11月下旬も近いこの時期に飛んでいること自体、この地方の暖かさを示していますね。我が家にもスズメバチが時々飛んできますが、さすがに11月に入ってみることはまずありません。

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自生地に立てられていた看板です。

ヤッコソウは四国や九州そして東南アジアにかけて分布するそうですが、徳島のヤッコソウは世界でも北限の分布だそうです。

確かに、四国でも愛媛や香川にはヤッコソウは自生しません。

ヤッコソウの花の仕組みなどは、こちらのサイトが大変参考になります。

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鈴ヶ峰でも自生地は何か所かあるようで、ところどころで見ることができました。

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画像向かって左のほうに黑っぽいのがみえますが、これがヤッコソウの出始めの姿なのだとYさんに教えて頂きました。

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上から眺めたヤッコソウです。

周囲に見えている枯葉がシイの葉っぱですね。

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鈴ヶ峰の山頂は太平洋と宍喰の平野部が一望できる、良いところでした。

小さな島が見えている辺りは、高知との県境付近になります。

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見えている川は宍喰川ですね。

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西の方角を見ると。結構高い山なみが見えて、たぶんあの辺りは室戸のはず。

北西の方角にはかなり高い山も見えますが、もしかしたら湯桶丸など見えているんでしょうか?


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山頂は、陽光が燦々と降り注いで、いつまでものんびりと海を見ていたいほど、気持ちの良いお天気でした。

驚いたことに、まだ赤トンボが飛んでいて、Rさんの白い帽子にとまりました。(^_^;

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一匹ではなく、2,3匹のトンボが飛んでいましたけど、やはりスズメバチと言い、この地が暖かいということの証明ですね。

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山頂にはモチツツジ、ミツバツツジの木がありましたが、これまた驚いたことにドウダンらしき木までありました。

こんな低い山にもドウダンが自生しているんですね。

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山頂には山東三角点があって、三角点ハンターのRさんはしっかり撮影していました。

初めての山頂と言うことで、Yさんが記念撮影してくださいましたが、ちょうど、徳島市から来られていた10人ほどのパーティーの方たちにシャッターを切っていただきました。

駐車場も出来て、道も良くなったからか、この日は私たち同様ヤッコソウ見物のグループの方たちが何組か登られていて、なかなか賑やかでした。

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登山口まで下りてきたら、たまたま午後から案内してくださることになったKさんご夫妻が待ってくださっていました。

丁度お昼時だったので、宍喰のホテルでお昼をご一緒しました。

その名も「漁師のまかない丼」です。

ボリューム満点でしたよ。

日和佐道の駅でも伊勢海老を売っていましたが、この辺りは美味しい魚介類の食べられるところです。

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