ドライブの最後に蛇紋岩地に立ち寄りました。
1月末にも立ち寄ったのですが、そのときは何も咲いていませんでしたが、そろそろトサミズキが咲いている頃でしょう。
そんなことを考えていたら、途中の車道沿いに早くもトサミズキが咲いていました。
いつも走っている場所ですが、花が咲いてないときはトサミズキだとはなかなか気づきませんね。
レモンイエローの綺麗な色の花が咲いていると、一目でわかります。
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野山の花の咲く木が好きなので、自宅の小さな畑にトサミズキの木を植えたのは4,5年前のことです。
今ではかなり大きくなりましたが、不思議と自生のトサミズキは高知の蛇紋岩地でしか自生していません。植栽すると別に蛇紋岩地でなくとも普通の土で良く育つのですが、何とも不思議ですね。
日当たりのよい場所ではほぼ満開になっている木もありますが、全体的には咲き初めと言ってよいでしょうか。
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しばらく歩いていて、ふと上を見たら、林の中で何やら白い花が咲いています。
よ~~く見たら、それはシコクバイカオウレンの花なのでした。
今年のシコクバイカオウレンはごく咲き初めの時期に見たので、殊の外草丈も低かったのですが、この日見た花は草丈もかなり伸びていました。
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杉林の下で群生しているのと違い、ぼつぼつとまばらにしか咲いていません。
でも、これこそ自然の中で咲いているという姿でした。
セツブンソウもそうですが、人の手をまったく借りずに咲いている姿はほんとに健気で美しいです。
今まで見たことのあるシコクバイカオウレンは、それこそ草丈5センチほどのばかりでしたから、まるで違う花でも見るように新鮮でした。
一度、こういう山地で咲いているシコクバイカオウレンを見てみたいとかねがね思っていたのですが、夢がかないました。でも、欲を言うと、山登りでシコクバイカオウレンの花を見たいものです。
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トサミズキは、蛇紋岩地では普通に生えていて、こんな綺麗な花が普通に咲いているのもなんだか不思議な感触がしました。
ツツジやヤマザクラなら香川の里山でも幾らでも見られますが、トサミズキだけは高知ならではですね。
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何とか後30分ほど時間の余裕があったので、山道を登って行きます。
すると、足元に小さなスミレが見えました。
シハイスミレです。
驚きました。 シハイスミレは香川では早くても4月に入らないと見かけないと思うのです。それが3月5日にすでに咲いているなんて・・・。
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登りながら、気を付けて見ていると、あちこちで咲いているようでした。
全部で10株ほどは開花株を見かけたでしょうか。
シハイスミレのピンク色を見ると、春だな~と思いますね。
背景が緑色なのは、向こう側の山の斜面なんです。
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そろそろ帰り始めないと帰宅が遅くなりそうなので、慌てて車のところまで戻っていると、アセビの花も咲いていました。
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信号待ちで待っている間に、窓からツバキカンザクラらしい桜が見えたので、助手席に置いていたカメラで慌てて撮影しました。
トサミズキのレモンイエローを眺めた後に、このピンクを眺めると、ほんとに一足先に春本番を感じました。
早春の土佐路も良いものです。