念願の工石山へ、その4、シコクバイカオウレン

向こう側の斜面に見えていたアケボノツツジまではずいぶん遠いのかと思っていたら、意外と早くたどり着きました。

P4130194

私たちが最初に見た第一アケボノさんです。

いつもアケボノツツジをみると、よくまぁ、こんなに華やかな色の花が自然界に咲くものだと、感心してしまいます。

特にこの日のように空が真っ青だと、写真を撮るには難しいのですが、眺める分には何とも素晴らしいものです。

P4130193
その前に寒の戻りがあったせいか、花弁が茶色くなっている株もありましたが、全体的には咲き始めで初々しい感じでした。

アケボノツツジは岩場を好み、風辺りが強い場所で咲くことが多いのと、まだ春早い時期に咲くのとで、寒の戻りで冷たい風が吹きすさんだ後などは花がダメージを受けやすいのです。石鎚山系などで咲くアケボノは特に寒さが厳しいので、花弁が茶色くなっていた年なども、私の記憶に残っています。

P4130200
そして、アケボノが咲いている後ろを振り返ると、そこにはシコクバイカオウレンの小さな花も咲いています。

これです、私が長年見たかった姿は・・・。

杉林の林床で、半ば保護されて咲くバイカオウレンの花は5~6年前から見ていますが、山道で自然な姿で咲くバイカオウレンをぜひとも一度見て見たかったのでした。

P4130205
3月の蛇紋岩地でも自然に咲く姿は見ていましたが、蛇紋岩地では草丈が伸びていました。でも、ここ工石山のシコクバイカオウレンは草丈10センチもなく、コンパクトな姿で咲いていて、ほんとに可愛いです。

もう終盤かと思っていましたが、そんなことはなく、まだまだ綺麗です。

P4130218
こちらのアケボノツツジはまだ咲き始めです。

P4130225
アケボノのピンクを背にして歩いてくるTさんとRさん・・・。

3人とも気分はルンルンですね。

P4130227
先ほどからカンアオイの仲間の葉を見かけていましたが、ここでようやく花を見ることができました。

ナンカイアオイだと思いますが、珍しく斑入りの葉ではないですね。

P4130229
花を見るとやはりナンカイアオイでしょうか。

P4130231
道は相変わらず、平坦な歩きで、いつになったら登って行くのでしょう?

P4130236
日向の道になったと思ったら、スミレやミツバツチグリに混じってセンボンヤリの花を見つけました。

終盤ではありますが、野山でセンボンヤリの花を見るのは久しぶりのことで、ちょっと嬉しかったです。

P4130237
岩の上にミツバツツジが咲いているのを見つけ、登ってみることにしました。

先客の方がいらして、岩の上に登ると眺めが良いからと勧めていただき、登ってみました。

P4130252
岩場の狭い隙間をくぐり抜けると、そこは絶景が待っています。

P4130243
見えているのは浦戸湾だそうです。

P4130254
岩の下にはこんな説明書きがありました。

こちらからも海が見えるということは、当然、海からも見えるわけです。

P4130249
そしてもう一つ、岩から見えた嬉しい発見は、なんとブナの芽吹きでした。

工石山にはブナも自生しているんですね。

P4130248
岩の下でカメラを構えるTさん・・・。

白骨樹もあって、雰囲気満点です。

P4130241
岩の下では白いヤマザクラの花もちらほらと咲いています。

オオシマザクラかしらん?

P4130242
ヤブツバキも咲いていて、ほんとに植生豊かな山なんですね。

P4130257
妙体岩を過ぎるとシャクナゲの木も見えてきました。

花芽の上がっている木は少なかったですが、この株は花芽が見えています。

P4130258
木陰の道に変わったので、ツルシキミも出てきました。

花も咲いています。

P4130260
芽吹き始めたブナの上のほうに、ちらほらとアケボノのピンクが垣間見えて、標高1000mにも、やっと春が来たようですね。

コメント(4)