イワウチワを楽しみながらゆっくりと歩いていると、先ほど追い越していかれたご夫婦がもう下ってきました。
山頂へ行かれないのかなと不思議に思ったら、初めて登るので道がよくわからなかったようです。
今年は通行止めのロープを張ってない尾根道のほうを登っていかれました。イワウチワのお花見コースですね。
私たちは、去年と同じ滝谷コースを歩くことにします。
途中で見かけたブナの木に花が咲いていました。
ブナの花が咲いているのは、私も今までにそう何度も見ているわけではありません。
5~6年前に石鎚山系を歩いたときに一度見ていますが、昔の山仲間でブナの好きな人がいてブナは芽吹きして間もなく花が咲くのだと教えてもらいました。ブナの目抜きは前にも書いたように、株によってまちまちで、ここ伯州山でもすでにこのように花を咲かせた個体もあれば、まだ芽も見えない木もあるという具合です。
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雌雄同株で、葉の下からぶら下がっているのが雄花だそうです。葉の上に見えるのが雌花です。といっても低い場所で咲いているわけではないので、ちょっとわかり辛いです。
何といっても雌花も雄花も緑色をしているのですから・・・。
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花が咲いているブナがあるかと思えば、こんな冬の姿同然のブナもあります。
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斜面を見上げると、そこにはイワウチワがほんのりピンク色に咲いています。
迂回路を下って行くと、もとのコースに合流しますが、沢の渡渉があります。去年は雪解け水が多くてちょっと渡り難かったのが、今年はすんなり渡渉できました。
去年の中国山地は雪が多くて、この辺りはまだ雪の上を少しあるいたのが、今年は雪の上を歩いたりすることはありません。
でも、ここもどうということなく通過できました。
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中国山地のブナは四国の山のブナに比べると一体にすらりとしています。
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去年もここで見ているキンシベボタンネコノメそうが出てきました。
シベは萼片より短いので、マクロでない私のレンズでは難しいのですが、精いっぱい近づいて撮りました。
確かに葯の色は黄色です。
岐阜以西の日本海側に分布するそうです。
ネコノメソウの仲間も種類が多くて、全部見るのは至難の業です。
